通常、デスクトップPCでは24型~32型程度の大きさのディスプレイ使用するかと思いますが、たまには寝転んでゲームをしたいとき、コンシューマ機で気軽にゲームをしたいときなどにモバイルディスプレイはお手軽に使えて便利です。
最近はラインナップも増えてきて選択肢が多くなってきています。
モバイルディスプレイとは
モバイルディスプレイは、デスクトップPCやノートPCなどのパソコンやスマホ・タブレットを接続するだけで、通常のモニター同様に液晶として使用できる持ち運びの可能なディスプレイ端末のことを指します。
モバイルディスプレイ・モバイルモニター共に同様の商品を意味するので違いはありません。
モバイルモニターは室内ではサブモニターとして、外出先ではちょっと大きめの画面として使うことができ、かなり便利に使うことができる端末になります。
最近では、タッチパネルを搭載したモデルが多くなっており、セールスポイントのひとつとなっておりるため、チェックしておくべき項目を一緒に紹介していくのでモバイルディスプレイの購入を予定している方は参考にしてください。
モバイルモニターのセールスポイント
モバイルディスプレイは持ち運びが簡単にできるタブレットサイズのモニター。タブレットに似ているもののPCやスマホなどに接続しなければ何も映し出されないモニターです。
サイズはおおよそ7インチから15インチ程度のものがモバイルディスプレイとして一般的なものとなります。最近ではタッチパネルを搭載したものが人気となっております。
その利便性は室内外に及びます、室内ではタスクマネージャを表示したりTwitterやコメント欄を表示するサブモニターとして、外出先ではスマホよりも一回り大きなちょっと大きめの画面として使用することが可能です。
やはり、持ち運びができるという点が最も大きいメリットです。スマホならばより大きな画面でゲームができること、ノートPCならばデュアルモニターのようにすることができること、デスクトップPCならばノートPCのように寝そべって使えるという点が魅力的ですね。
活用例:ゲーム機用に
PS4,PS5やSwitchのゲーム用モニターとしても活躍するモバイルモニター、遠出するときにもゲーム機だけは欠かせないというタイプの方には非常におすすめの使用方法。
家の中でもどこでも使える上に、モバイルゲーム機の画面よりもずっと大きいので、いつもより迫力のあるゲーム体験が手軽に可能になります。
活用例:サブモニター
作業用としても、ゲーミング用としても非常に効率化能力が高いのがサブモニターとしてのモバイルモニターです。
- データをサブモニターに表示しながらノートパソコンで作業する。
- Twitterやコメント欄を表示しながらゲーム配信する。
- PC内部環境をチェックするためのサブモニターとして。
などなど様々な利用方法があります。
性能面でチェックするべきポイント
性能面でチェックしておくべきポイントを紹介していきます。
失敗しない商品選択のために重要な項目となりますのでしっかりチェックしていきましょう。
映像出力端子の種類
HDMI(標準HDMI・miniHDMI・microHDMI)
モバイルディスプレイだけでなく、ディスプレイの接続端子として広く利用されているのがHDMIで、PC側に接続することができる端子もHDMIな場合が多いですね。そのためHDMIに対応しているものをおすすめします。4Kや8Kに対応している規格もあります。
HIMIにもHDMI・miniHDMI・microHDMIといった規格があるので対応規格を間違えないようにしましょう。万が一間違えた場合は変換プラグもあるのでチェックしてみてください。
USB TYPE-C
最近入出力端子としてよく利用されるようになってきたのがこのUSB TYPE-Cのもの。充電をしながらディスプレイが利用できるモデルがあるというのが最も大きなメリット。
基本的にはUSB TYPE C to Cとして利用しましょう。
mini-Displayport
HDMI同様4Kや8Kの出力に対応している規格があります。
ただ、注意が必要なのはDisplayportはモニターの電源を落とすとアプリケーションが落ちてしまうことがあるということ。デュアルモニターとして利用する予定の場合は注意が必要です。
VGA
規格としては古いタイプですが、古いPCを接続したい場合には最もおすすめでまだまだ利用している人が多いモデル。転送速度は早いですが、これと言った高機能はないので、現代ではとりあえず繋げられれば良いという場合に使うものですね。
タッチパネル
モバイルディスプレイを購入する際はタッチパネルになっているかどうかをチェックしておきましょう。PCもタッチパネルに対応していますし、スマホの操作はタッチパネルが標準となりますので、スマホを接続する際は必ずタッチパネルに対応しているかどうかを確認しましょう。
スマホの場合はモバイルディスプレイを利用することで単純に大きな画面で作業やゲームを行うことができるようになります。Youtubeなどの動画を見る際も大きな画面で見ることができるようになるのでおすすめです。
内蔵バッテリー
携帯性を考えるなら内蔵バッテリーのものを選んだほうが良いですが、内蔵バッテリー搭載のものは少ないのが現実です。現実的にはモバイルバッテリーからの給電もしくは、USB TYPE-Cでの出力・給電となります。
重量やスタンドなど携帯性・利便性
スマホ接続以外のPC接続とする場合はスタンドが付いているタイプを購入した方が捗ります。
スタンドの角度を調節することでディスプレイを立たせ、手でおさえてなくても良いものを選ぶようにしましょう。
同時に携帯性を考える場合はバッテリーの有無の他に重量を見ておきましょう。重たいタイプは持ち運びの利便性に関わるので、持ち運びが面倒になって化石になってしまってはもったいないですからね。
モバイルディスプレイのおすすめ機種
【14インチ】 レノボ・ジャパン 61DDUAR6JP ThinkVision M14
14インチと大きめのモバイルディスプレイです。重さは570gと軽く携帯性に優れています。USB Type-C出力と同時に電力給電が可能です。USB Type-Cポートが本体左右についてるので向きやケーブルの長さなどがある程度調節が可能です。また、スタンドは0-90°の角度の調節が可能で自立させることができるのが良いポイントです。さらにパワーパススルー機能に対応。Type-C ACアダプターをM14に接続する場合、もう1個のUSB Type-Cポートからノートパソコンに給電可能です。
大きさ:14インチ
重量:570g
出力:USB TYPE-C
タッチパネル:なし
【15.6インチ】CHONGYICK
USB TYPE-Cのみで給電と出力が可能ですが、HDMIを利用したい場合は別途電源が必要となります。スタンドカバーが付属されているので立たせることが可能です。機能的には他と大体同じです。
大きさ:15.6 インチ
重量:710g
出力:Type-C / HDMI
バッテリー:なし(モバイルバッテリーで給電可能)
タッチパネル:なし
EVICIV EV-13302
薄型、フレームレスモデルで重量も軽くおすすめのモニターです。
少々モニターサイズは小さいですが、これはいいモニターですよ。
大きさ:13.3 インチ
重量:600g
出力:Type-C / HDMI
バッテリー:なし(モバイルバッテリーで給電可能)
タッチパネル:なし
ROADOM
大きさ:15.6インチ
重量:790g
出力:Type-C / HDMI /mini DP
バッテリー:なし(モバイルバッテリーで給電可能)
タッチパネル:なし