今やUSBメモリも小型・大容量化し、形状的に大きな外付けHDDがなくとも、USBメモリがあれば大体のデータ処理・運搬が済んでしまうようになってきたなと感じることが多くなりました。
USBメモリが小型・大容量化してからはUSBメモリを複数本所持している方や、近年ではSATA2よりもUSB3.0の方が転送速度が早いことから保存ディスクをUSBに変えている方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はUSBメモリをまとめて接続し一斉管理することが可能になる便利なUSBハブを紹介していきますが、私はデザインにも拘るタイプなので、デザイン性にも秀でたタイプのUSBハブも紹介していきたいと思います。
バスパワーUSBハブとは?
USBハブにはバスパワーUSBハブとセルフパワーUSBハブの2種類があります。
今回取り扱うのはバスパワーUSBハブです。
セルフパワーUSBハブについては後日別記事にて。
USBハブにはバスパワーとセルフパワーのものがあります。購入する際にここよくわかっていない方が自分の目的と違ったものを購入してしまう方が多いです。
ちなみにバス・セルフの目的のどちらでも使えるタイプというのもありますので、後々用途が変わりそうだなぁという方はそちらのタイプを選択するとよいでしょう。
バスパワーとセルフパワーはどのような違いがあるのかを解説していきます。
携帯性と電力供給ケーブルが必要ないことにメリットのあるバスパワー
バスパワー型USBハブは、パソコン上の1つのUSBポートに複数のUSBデバイスを接続するための周辺機器です。
複数のUSB機器を同じポートに接続することで、より高い処理能力、マルチタスク機能の向上、デバイスのUSBポートの全体的な効率利用が可能になります。
USBハブは、ミニからフルサイズまで、さまざまな形とサイズで提供されており、最大7ポート、あるいはそれ以上のポートに拡張することも可能です。
多くのUSBハブはAC電源が必要ですが、バスパワー型はコンピュータ本体から電力を供給するため、移動の多いユーザーにとって最適な選択肢となります。 キーボードやマウス・USBメモリなどの比較的電力を必要としない機器の接続に向いています。
バスパワーUSBハブは、比較的低コストで使い勝手が非常に良いため、マシンのUSBポートを便利に最大限に活用したい方に人気のある製品です。
USBの普及に伴い、アクセサリーの選択肢も増えましたが、バスパワー・ハブはそのコストと利便性から最も人気のある選択肢の1つです。
さらに、バスパワー・ハブは、ほとんどのUSBデバイスと互換性があります。バスパワーUSBハブは、マシンのUSBポートをより効率的に使用するために、余分な電源コンセントを必要としない優れた選択肢で、携帯性、電力を供給するためのACアダプタが必要ないことからデスク周りがすっきりするというような良さもあります。
消費電力の多いものでも供給電力が不足しないセルフパワー
一方パソコンからの給電のみでは消費電力を賄うことができないようなプリンターや外付けHDDなどの大きな機器を接続することができるタイプをセルフパワーUSBハブといいます。
セルフパワーの電力供給はパソコンからの給電とは別にACアダプタを介した電力供給を行います。メリットとしては消費電力の多い機器の接続ができる、ACアダプタからの給電によりバスパワーよりも安定した電源供給が可能だという点です。消費電力500mA以下)。
おすすめの選び方を紹介
では、今回はバスパワーのUSBハブの紹介ということで、バスパワーUSBハブハブの選び方を紹介していきたいと思います。
私は、USBハブを選ぶ際もマウスやキーボードのデザイン・ケーブルの有無などに拘るように、拘った方が愛着が湧き、満足度も向上すると思っています。
あまり拘りがないからどんなものでも良いという方もいらっしゃるとは思いますが、以下に示す3つの項目をまずはご覧いただきたいと思います。
ケーブルの着脱の可不可で選ぶ
ケーブルが着脱可能か不可能かは気にする人、気にしない人がいますが、私は気にするタイプなので選び方に加えました。
USBハブはUSB2.0からUSB3.0へと性能が向上した場合などを除き、しばらく使い続けられるものなので、断線の可能性を考慮に入れておく必要があります。
いまやスマートフォンでケーブルの断線を経験したことのない方は少ないでしょうから、断線した時にケーブルの着脱が不可能であれば、USBハブの本体をどうしなければいけない、というのは言わずとも理解できると思います。
ケーブルの長さで選ぶ
着脱が可能であれ、不可能であれ、USBハブのケーブルは短く設定されている商品が多いですが、インテリアを考える場合はやはり1-1.5mほどの長さは欲しいところです。
ケーブルを持っている場合は着脱可能なタイプであれば問題ありませんが、着脱が不可能なタイプのケーブルを購入する際はケーブルの長さの確認を忘れずに。
デザイン性で選ぶ
デザイン性を重視する方は多いと思います。
私もデザイン性が悪くても良い周辺機器は国産のものを購入しますが、基本的に国内メーカーはPC周辺機器に関しては性能を重視する傾向があるので、デザイン的にはあまり気の利いた商品が無く、価格も高い傾向にありますが、海外メーカーはメーカーをきちんと選べば性能がそれなりに良く、デザイン性も良い価格の安い商品が多く存在します。
クランプ式・マグネットでつけられるもの・コーナーに沿わせて置くことができるものなどなど、たくさんのタイプがあるので、それぞれの部屋の事情に合わせた商品を探すと良いでしょう。
おすすめの商品を紹介
※編集中の項目を含みます。
ORICO
デザイン性に秀でており、こんな形状があればいいのになぁを叶えてくれるメーカー。ORICOのデザインで決めるユーザーも多く、支持する人も多いですね。
基本的にケーブルの着脱が可能で、ケーブルの長い商品が多いのも魅力のひとつ。
正直言いますと私はORICOが大好きです。
今回私がおすすめする製品の中には現役で使っているタイプがあります。
私はごちゃごちゃしている部屋が嫌いなので、周辺機器もできるだけスペースをとらないタイプのものを好みます。
たとえばクランプ式にできるものなら全てそうしますし、縦置きできたり、マグネットなどでくっつけられるものなら整頓させやすいので、物にスペースをとられたくない場合でもうまくスペースをやりくりすることができます。
もちろん、USBハブもそのようなものがよかったのですが、クランプ式だったりマグネット式だったりという商品がなかなか無く、結構探しました。
そこで見つけたのが次の画像のような商品。
(ケーブルの着脱の項目で提示した画像も同じ商品になります。)
本体自体も薄く、机やディスプレイに挟み込むことができるため、デスク周りで邪魔になりがちなUSBハブもスタイリッシュに配置することができ、デスクの上でも邪魔になりません。電源はUSB TYPE-AとTYPE-Cどちらからでも給電可能です。アルミボディなので放熱性も高く非常におすすめできる一台。
対応できる厚さは10-32mmまで。
ORICO USB3.0ハブ MH4PU-P
ORICO USB3.0ハブ SHC-U3
スマホやゲーム機のホルダー付きのUSBハブもあります。こちらはOTG対応ですので、接続されたデバイスがOTG対応規格なら、コントローラーやUSBを直接スマホに認識させることが可能です。iPhoneもAndroidもOTGに対応しているので、この際一台あるとデータの管理やゲームの便利度がグッと上がること間違い無し。
ORICO USB3.0ハブ M3H4-SV
底面に滑り止めのあるしっかりとした置き型USBハブってなかなかないんですよね。斜めになっていることでデザイン性も良く、USB専用のブースのような空間を作り出してくれるところが最高です。
以下編集中