今回はゲーム音源と音楽音源を別の端末から出しているけども、同じスピーカー・ヘッドフォンで聴きたいという方のために、オーディオセレクターという商品を提案したいと思います。
また、勘違いして記事を読んでいる方も多いかもしれませんが、PCとスマホ・PCと別のPC端末のゲームサウンドとDiscordなどの音源・またはBGM、動画配信などの音源をまとめたいという方はオーディオセレクターではなく、オーディオミキサーというものを使います。どちらの機器も紹介していきたいと思いますので、ページ最上部のリンクから選択してくださいね。
こういった商品は需要に対してあまり便利な商品がないので、良いものを選択したいと思った時には、工夫して使わなければならないものが多いため、少々知識を持っていないと「どんな商品を購入すればいいのか」というイメージを持つことができません。
オーディオセレクターとは
オーディオセレクターは複数の入力ソースまとめて接続し、選択したひとつの入力ソースをスイッチで選択し、ひとつのスピーカー・ヘッドホンに出力するというセレクターの役割を持っています。
このメリットは複数のスピーカーを使わなくても、手元で複数の音源の音をその場の状況に応じて切り替えることができるということです。
スピーカーやヘッドホンの都合で、「PCゲーム」の音声はスピーカー・ヘッドホンで出力するけども、「PS4」や「PS5」「ノートPC」の音源も同じスピーカーで聴きたい場合にオーディオセレクターを使うと良いでしょう。いちいちモニターとゲーム機器・PC・スマホなどの出力コードを切り替える必要がなくなります。
機器によって入力可能なソースの数と、出力が可能なソースの数が異なりますが「1入力2出力」「2入力1出力」「2入力2出力」「2入力4出力」「4入力2出力」などの入出力方法があり、商品には「2in/2out」というように表記されます。
とても便利なものなのですが、市場にゲーミング用途を売りにしたオーディオセレクターがないのでどこかのメーカーさんで販売してくださいませんかね…。
オーディオセレクター接続のイメージ
オーディオの接続イメージは図のようになります。入力と出力の間にオーディオセレクターを挟むことで、ケーブル接続の手間がなくなり、いつでも出力をスイッチで選択することが可能となります。
出力はスイッチ・またはリモコンで選択することができるので、必要に応じてすぐに出力を切り替えることが可能です。
おすすめの商品
オーディオセレクターのおすすめ商品を紹介していきます。
オーディオセレクターは市場が狭いので、粗悪品と実用可能レベルの商品の見分けが難しいので、よくわからない方はおすすめの中から選んでいただけると良いかなと思います。
オーディオについて詳しい方は自分の好みで商品を選んでいただいても構いませんが、面倒ならおすすめで選んでも大丈夫という商品をおすすめしていきます。
ケーブルについて
この手のオーディオセレクターの商品はそもそもゲーミング向けのものではなく、オーディオ機器なので、ケーブルがRCAのタイプの商品が多いので、基本的には3.5mm変換ケーブルを使用して使うことが多いと思います。
ややコストはかかりますが、音質に損失があっても良い場合と音質に損失があって欲しくない場合でおすすめできるケーブルは異なります。
Amazonベーシック PBH-19821
基本的にはAmazonベーシックの商品で事足ります。
2重シールドと研磨済コネクタ、そして耐腐食性の高い金メッキ3.5mmコネクターで信号のロスを抑えるというしっかりした作りなので、安心して使うことができます。
なにより安心なのはAmazonが1年保証をしてくれるという点ですね。同等の値段のものを買うなら保証期間の長いAmazonbasicを購入するのがよいでしょう。
UGREEN 80847
ただ、Amazonbasicというロゴはダサいなあ…という場合はこちらの商品がおすすめです。
綿メッシュ編組の外殻及び24K金メッキコネクタで柔軟性と耐久性を備えたRCAケーブル。
それらに加えて多重シールドなのでノイズの入りが少なく済みます。
CableCreation CC0775
L字コネクタの需要は高いと思うのですが、珍しいものなので、このCableCreationのCC0775をおすすめします。
部屋の環境は整理整頓していたいという方は、ケーブルの取り回しのし易さが格段に違いますので、この手の商品を使うことをおすすめします。
とにかく安いものという場合は
ここに費用をかけたくないという方は多いと思いますので一本おすすめを提示しておきたいと思います。
スピーカーが3.5mmジャックの場合はメスケーブルも忘れずに
私は最初ど忘れしてて、楽しみにしていた通電式が1日延長され悲しい思いをしました。メスケーブルは忘れないように。
L型コネクタで済ませたい場合は、3.5mmがメスでrcaがオスのL型コネクタの商品が少ない(ほぼない)ので3.5mmジャックのメスメス変換で対応。
価格重視ならこれ。
正直あまりわからないことが多いので十分かなとは思います。
オーディオセレクターのおすすめ
オーディオ製品は上を見たらキリがないので、マニアでもない人間を対象に実用的な価格の範囲でおすすめをしていきたいと思います。
FX-AUDIO LS-02J
本製品の良いところはリモコンで切り替えが可能だというところ、そして本体のデザインが良いというところです。
リモコンで切り替えが可能だということは、スマホやアレクサやGoogleアシスタントに切り替えをお願いできるということです、とても便利なのでスマートな機器が好きな方にはとてもお勧めできます。
2in/4out 4in/2outで選択可能
ミヨシ RCS-01/BK
ザ・安心の日本製、しかも安い。自作するくらいならこれを買えばOK。
コスパ最強すぎ&AC電源などもなし、チープに感じる印刷ならDIYで買えればいいじゃないということで、安価帯では一番のおすすめ。
ビデオの出力もついていますが、ビデオ出力は利用せず、アンプ+スピーカーのシステムへのAudio入力切替え機としてオーディオのみの入力出力も可能なので安心して使ってください。
4in/1out
CERRXIAN CX-078
邪魔くさいAC電源なども必要なく、切り替えもシンプルなスイッチングで簡単です。たまに中は見えないからとテキトーに作るメーカーもありますが、本製品は中の作りもしっかりしていますし、レビュー評価が良いことも決め手の一つですね。
ビデオの出力もついていますが、ビデオ出力は利用せず、アンプ+スピーカーのシステムへのAudio入力切替え機としてオーディオのみの入力出力も可能なので安心して使ってください。
上で紹介してきたFX-AUDIO、CERRXIANとミヨシに関しては画像程度の大きさです。
コンパクトで邪魔になりにくいデザインで助かります。
4in/1out
3.5mmイヤホンジャックの商品 Nobsound GFJ556
どうしても3.5mmジャックのみで済ませたい方はこれかなぁという感じです。
というのも比較対象がほとんどなく、商品も少ないので、3.5mmジャックのみの商品の中ならこれを選んでおこう。という商品です。
使う方向を変えることで、2in/1outと1in/2outを切り替えることができる点は良いですね。
さらに音量のツマミがあること、AまたはBのデバイスのミュートを選択することがセレクタで可能ということはかなり便利に感じますのでおすすめにしました。
2in/1out と 1in/2outで選択可能