近年インターネットの選択肢としては自宅にインターネット回線を導入しないカタチとして、自宅のインターネットをポケットWi-Fiで賄ってしまうというような家庭が増えてきました。
近年ではポケットWi-Fiの速度も向上してきており、ポケットWi-Fiでゲームができてしまうというような十分実用的なものになっています。
もちろん、ゲームの種類によってはポケットWi-Fiでは実力不足という場合もあります。
ゲームとの相性についても触れておすすめしていきますので、参考にしてください。
ポケットWi-Fiとは
ポケットWi-Fiは、スマホやパソコン・IoT家電に至るまで、非常に多くの機器をインターネットに接続するためのインターネット接続手段として用いられる機器です。
3G、4Gまたは5Gの技術を利用してインターネットアクセスを提供し、ウェブの閲覧・音楽やビデオのストリーミング・オンラインゲームのプレイなど、幅広い用途に適しています。
携帯性と軽量性に優れ、通常は小型のデバイスの形で提供され、ワイヤレス接続で他の電子機器に接続することができます。従来のインターネット固定回線のように、家の壁に穴をあけたり、エアコンの配線口から配線したりするような家庭へのインターネット回線の導入とは異なり、携帯電話サイズの端末を家庭内のどこかに「置くだけ」でインターネットの使用が可能になります。
小型のため、旅行や外出先での接続にも最適なインターネット接続手段といえるでしょう。
また、高額な月額料金の家庭用接続パッケージを購入する必要がなく、ユーザーは使用したデータ分のみを支払えばよいので、費用対効果にも優れています。
ポケットWi-Fiは、強力なデータ暗号化と複数のユーザー認証方式により、優れたセキュリティを有し、ユーザーがインターネットを閲覧する際に安全かつ確実な接続を確保します。外出先で信頼性の高い高速接続を必要とする方にとっても最適なソリューションとなります。
ポケットWi-Fiのメリット
ポケットWi-Fiのメリットは何と言っても気軽に導入できるという点です。
先程述べたとおり、家に穴を空けたり、家庭内の各部屋に配線をしたりというような手間、そして配線によって部屋がごちゃついて見えるというような部屋の環境的な問題を無くしてくれます。
そして、ポケットWi-Fiはその名の通り、ポケットに入れることのできるサイズなので外出時に持ち運びができる。というのが最大のメリットではないでしょうか。
つまり外出先でSwitchなどの持ち運びのできる家庭用ゲーム機器でインターネットを使ったプレイが可能になったり、スマホの通信制限を気にすることなくインターネットを使った通信を楽しむことが可能です。
もちろんビジネスシーンでも有用で、外出先でPCでインターネットが接続できるため、カフェなどに入りインターネット回線を借りなくてもセキュリティのしっかりした個人回線を使用することができるというメリットもあります。
ポケットWi-Fiのデメリット
一方でデメリットも存在します。
有線としての限界なので仕方のないことなのですが、基地局から家庭のポケットWi-Fiまでの間には建物や自宅の壁などの障害物があります。そのため、通信の減損が避けられずPingが落ちてしまうというデメリットがあります。
そのため、ポケットWi-Fiを家庭内に置く際はインターネットを使いたい端末から近い、建物などに窓の前があまり遮られていない窓にポケットWi-Fiを設置することで一番通信状況がよくなります。
さて、「Pingってなに?」という方や「Pingより回線速度のが大事じゃん?」という方は私が運営する別のブログにPingについての解説がありますので参考にしてください。
そして、Pingだけでなく、基本的には固定回線と比べて通信速度も劣ります。
しかしながら、FPSのゲームは例外として動画の閲覧、オンラインゲームのプレイではPingがそれなりに安定していれば5Mbps以下2Mbps以上の数値でもそれなりに快適に視聴・プレイが可能です。
FPSに関しては5Mbps以上できれば10Mbps程度の数値が欲しいかなという感じですが、もちろん早ければ良いということは間違いありませんが、100Mbpsなどの速度が必須というわけではありません。
ポケットWi-Fiは30-50Mbps程度の速度なら出ますので、Ping条件を考えなければいずれの回線速度の条件もクリアします。
回線速度絶対主義者が大勢いますが、最も気にすべきなのはPingですね。
Ping・回線速度に関しては、主に以下の3要因で左右されます。
- ポケットWi-Fiを使う立地要因(周りに建物が多く建っていることや基地局との距離など)
- 建物の作りの要因(鉄筋コンクリートでできている建物・窓・階層など)
- 周辺人口要因(基地局の供給能力上限)
上記の要因で左右されてしまうので、これらの要因が悪いなと感じる方は固定回線の導入をおすすめします。
そして、ポケットWi-Fiには月の通信量が設定されている場合が多く、大体は以下のように設定されます。
- 月100GBまでなら通信し放題
- 3日で10GBまで通信し放題
多くの場合このような制限があります。
ダウンロードを頻繁にする方にはおすすめできない理由はここにあります。
レンタルと購入どっちが良いの?
ポケットWi-Fiにはレンタルと購入する方法の2つのパターンがありますが、私はレンタルをおすすめします。
レンタルのメリットは違約金がないこと、機種の変更が可能なこと、月額料金が購入よりも安い場合があること(そもそも大して変わらず)というようなメリットがあります。
特に機種の変更が可能だということは大きなメリットです。
料金プランの変更はあるかもしれませんが、様々な機種が使えるということは自宅の環境と相談しながら機種を選ぶことができるということが挙げられます。
そして、もちろんプランも違約金なしで気軽に変更可能なため、自分のスタイルに合わないと思ったらプランの変更が簡単です。
ある程度のゲームならばポケットWi-Fiで十分?
ゲームをする際に不安になるのが通信量です。
ダウンロードがしょっちゅう入ってしまうゲームは別ですが、基本的にダウンロードがあまり入らないようなゲームではそんなに通信量を使うことはありません。
個人の経験なのであまり情報ソースは持っていないのですが、DBDに関しての過去記事を見つけたのでこちらを御覧ください。1マッチでどのくらいの通信量を使っているかという記述があります。
あらゆる事情から「なかなか固定回線を契約することができない。」というゲーマーの皆さんにとって希望となるのがポケットワイファイ・おうちWi-Fiですね。 しかしながら実際、ポケットWi-Fiでもゲームを楽しむことができ得るのか?という[…]
また、アップデートが頻繁に来る、アップデートの容量が大きいといったようなゲームは最後に紹介するおうちWi-Fi(【SoftBankAir】)や固定回線をおすすめします。
おすすめのポケットWi-Fi
クラウドWi-Fi
もっともおすすめなのは【クラウドWi-Fi U3】です。
契約縛りなし、違約金なしの上に月額が安い。
それだけでなく、最新機種のU3が他社比較で同条件最安でレンタルすることができるという最大のメリットを持ちます。
会社自体、個人でやっているような会社ではなく、さらにレンタルポケットWi-Fiブームで生まれた会社でもなく以前からポケットWi-Fiをレンタルしている会社です。
信頼性・料金・端末どれを取っても他社よりも一歩抜き出ています。
ファストSIM・Wi-Fi
とにかく大容量タイプのポケットWi-Fiがいい!という方はファストSIM・Wi-Fiをおすすめします。
なかなかない月200GBまでの大容量プランが設定されており、税込み4598円(キャンペーン中)ですので、料金的にも満足。
200GBという大容量なのでゲームも動画も見放題・プレイし放題です。
契約縛りなし・解約金なし、料金が安いという三拍子揃っており、気軽に利用できる点が良いですね。
ポケットWi-Fi以外の選択肢
記事を読んでいるうちに私にはポケットWi-Fiが合わないかも、というように思った方におすすめできるWi-Fiと固定回線をおすすめしていきます。
おうちWi-Fi
おうちWi-Fiとは、ポケットWi-Fiとは少々異なり、コンセントとの接続が必須、小さめの加湿器くらいの大きさがある機器を接続します。
ただ、ポケットWi-Fi同様、固定回線を導入するための工事などが必要なく、コンセントを挿すだけでインターネットがつながるようになります。
この手の商品は数社出していますがおすすめは【SoftBankAir】です。
Pingも比較的安定していますし、回線速度もポケットWi-Fiの数倍の数値出る傾向があり、固定回線のマンションタイプと比べても夜の回線が混雑する時間にも強く一日を通して比較的安定した回線でインターネットを楽しむことができます。
さらに、最大のメリットは月の通信量の制限がないことです。
つまり1ヶ月100GBや、3日で10GBと言った縛りがないためストレスフリーな通信が可能です。
固定回線
固定回線に関してはauひかりをイチオシにしています。
紹介記事については以下を参照してください。
ネット回線に関する記事 au光のポイント:回線選びNURO光について:回線選び インターネット回線を契約する際、どのインターネット回線を選べばいいかわからない、どんなプランがあるんだろう?ということを事前に知って[…]
このように、インターネット回線のカタチは色々とありますが、自分のスタイルに合わせたものを選ぶとよいでしょう。