iPhoneやスマートフォン、タブレットにノートパソコン、その他バッテリーなど、充電を必要とする機器が多くあります。
充電をするためのケーブルも今や数種類必要になり、なんだか面倒で、ケーブルもしょっちゅうなくなる。そんな方も多いのではないでしょうか。
ケーブルのせいでごちゃごちゃになる部屋、自分だけの充電スタンドがあればどんなに良いか…なんて、私もずっと考えていました。
少々重たい尻を持ち上げ、充電スタンドを自作してみたので、皆さんにひとつのアイデアとして共有します。100均アイテムを使って応用も効くのでぜひお試しあれ。
充電スタンドとは
まず、私と皆さんの認識を合わせるために「充電スタンドとは?」という紹介をしておきます。
ここでお話していく充電スタンドとは、スマホ・タブレット・ノートパソコン・バッテリー・VR機器などのゲーム機、これらをまとめて充電することができる設備を充電スタンドとします。
充電ケーブルを差し、テーブルやデスクにポンと置くだけでなく、機器自体の置き場所も決まっているという、整理能力も併せ持つ設備であれば充電スタンドと言えるのではないかなと私は思います。
メッシュパーテーションで充電スタンドを作るメリット
メッシュパーテーションで充電スタンドを作るメリットは多くあります。
- 増築しやすい
- 充電する場所を一箇所にまとめられるほどの収納能力がある
- 比較的場所をとらない
- 壁に穴を開けなくても良い
- 場所を選ぶ自由度が高い
などでしょうか、パッと思いついたものを書いたのでもっとあるかもしれませんね。
メッシュパーテーションで作る充電スタンドの材料
メッシュパーテーションで作る充電スタンドの材料を紹介していきます。
正直、パーテーションを立てた時点で半分の工程は終わっているレベルかもしれません。
メッシュパーテーション
メッシュパーテーションは幅が狭すぎなければ何でもOKです。
次の項目で紹介するフックラックを設置できればOKです。幅は50cmほどあればご家庭にある余ったメッシュパーテーションでも良いですね。
色は部屋のテーマカラーがあればそのカラーに沿って選ぶことをおすすめします。
おすすめは下に紹介するパーテーション。
フックラック
フックラックが一番重要です。
これがなければ何もできません。22 x 47 x 10 cmという超デカいバスケット型のラックです。本当に存在してくれてありがとうという気持ち。耐荷重は出されていませんが、ノートパソコン3台並べても余裕を感じます。
なお、フックラックをケチって100均の商品などにしてしまうと、機器の重さに耐えられずフック部分を残して大切な機器がラックごと落下します。私は経験者。
ダイソーで購入した板
ここからはホームセンターで購入してもよいのですが、100均でぶらぶらしていた時に見つけたシリーズでDIYをしてみました。
40 × 9 × 1.5 cmの板です。大体これくらいの商品か、加工が可能であればOKです。
ダイソーで購入した棒
こちらも100均アイテムシリーズで角棒です。
サイズは910 × 9 × 9 mmですが、長さは40cmもあれば十分です。
ダイソーで購入したブックエンド
ブックエンドの使い方は紹介のなかで解説していきます。
高さは8.5cmほどのかなり小さいブックエンドを使用します。ダイソーにある一番小さなブックエンドかなと思います。
代用はかなり効くものかなと思いますので、他に思いついたものがあれば代用してしまっても良いでしょう。
パーテーションはダイソーのメタルラックなどで代用可能
メッシュパーテーションで作る充電スタンドですが、どちらかといえばバスケットの大きさが重要なので、ダイソーのメタルラックでも代用可能です。
程よい大きさで充電スタンドとして用いやすい商品です。l
ラックを加工するために使った道具
ここからラックに細工をしていくわけですが、細工をするために使った道具を紹介します。
ドリル(できれば欲しい)
まずはドリル、こちらは安定性向上・利便性UPのために使いました。どうしても必要というわけではないですが、あれば安心。
木の加工で、力もそんなに必要ではないのでホームセンターなどに売っている安いタイプでもOKです。
ドリルビット(できれば欲しい)
100均で売っている木工用のドリルビットで結構です。最低限結束バンドを通すことのできる穴が開けられれば良いでしょう。
ノコギリ
これは角棒を加工するために使います。
100均の角棒は折りやすいのでノコギリなしでもニッパーなどで切れるかも、そこからやすりで削ってサイズ調節をすればなんとかなるかもしれません。
えんぴつ(またはシャープペンシル)
サイズ合わせのために木の上に印を付けるために使います。
太い方が便利で書きやすいので鉛筆の方が良いです。マークシート用の1.2mmくらいのシャープペンシルを持っている方はそれでも良いでしょう。
結束バンド
設置後のズレをなくすため、ブックエンドの固定をするために使います。
結束バンドは必須なので、持っていない方は100均で調達しましょう。
充電スタンドの作成
完成予想
完成予想はこんな感じです。
イメージとしては家電量販店などにある携帯の展示販売の台です。
これを目指してDIYをしていきましょう。
木材の加工
まずは板材の加工です。サイズは40 × 9 × 1.5 cmを目安に加工します。
(ダイソーの板材のサイズが40 × 9 × 1.5 cmです。)
ノートパソコン・スマホ・タブレットを乗せるための角棒の位置を決めていきます。
ケーブルを通す部分を決めておくとよいでしょう。私は上の画像のように角棒を切り出しボンドで接着しました。木材の隙間は充電ケーブルが入る大きさに少し余裕を持たせたくさいの大きさにしています。
次に、ケーブルを通す穴開けです。
ドリルで充電ケーブルが通る穴を開けます。これはケーブルを隠すために必要な作業で、穴がなければ余計なケーブルが見えてしまうことになるので、ケーブルを隠すインテリアができなくなってしまいます。
また、その下に結束バンドを通すための穴を作ります。これは左右で必要になりますので左右に穴を開けてください。
ブックエンドの固定
次に、板を斜めに配置調節するためのブックエンドを設置していきます。
そのままラック上に置いたのではずれてしまうので、結束バンドで固定します。
設置する位置は、板を斜めにしてちょうどいいなという位置で決めてください。
固定ができればどんな結束の方法でもOK。
結束バンドで木材の固定
固定したブックエンドに立てかけるように、板を立て、結束バンド用に用意した穴に結束バンドを通し、固定していきます。
これでまったくズレることがなくなります。
充電スタンドの完成
これで完成です。
2つバスケットを並べれば、結構それらしく見えるかな?と思います。
配線のやり方はまた後日ということで
色を塗るなり、アレンジを加えようかとも思ったのですが、ひとまず充電スタンド一号ということで、このまま使ってみることにしました。
ちなみに100均のメタルラックでつくればこんな感じでした。
今後も充電スタンドをDIYして皆さんにアイデアの共有をしていく予定ですので、よろしくお願いします。