予算三万円前後のゲーミングチェアのおすすめ11選と選び方を紹介

ゲーミングチェアにこだわりを持って選ぶと自然と価格が上がっていくものです。
3万円前後といえば快適さだけでなく、ある程度ブランドを選ぶことも可能になってきます。

ブランドを選べるということは機能的には非常に贅沢な選択をすることができる価格帯ということですから、このあたりから満足度としては非常に上がってくるということになります。

ここではいままでに紹介してきた1万円前後や2万円前後ののゲーミングチェアよりも予算が高めの方向けにゲーミングチェアを紹介していきます。

3万円前後のゲーミングチェアの選び方

3万円前後のゲーミングチェアの選び方を

ゲーミングチェアの種類

チェアタイプ

チェアタイプは一番ベーシックな形のタイプです。
ゲーミングチェアと言えばこのタイプを想像するかと思います。
このチェアタイプは本格的にゲームを楽しみたい人やPCでゲームをプレイしたい方におすすめです。
チェアタイプを使う場合は同じ高さのデスクも必要になるのでがっつりゲームがしたい方にはぴったりと言えます。

座椅子タイプ

座椅子タイプは字の通り、座椅子のような形をしているタイプのモデルです。
デスクににモニターを置いてゲームをするのではなく、テレビでゲームをする方やテーブルでプレイする方にうってつけのタイプと言えます。
また、チェアタイプと違い座椅子タイプはよりリラックスした姿勢を取りやすいので、ゲーム以外でも使えるのがよい点でしょう。

ゲーミングチェアの素材

ウレタン

ウレタンはゲーミングチェアだけでなく、ソファやシートにも多く採用されている人気の材質です。
作るときに硬さも簡単に変えられるので、他の材質と比べて価格も抑えることができます。
また、スポンジのような材質のため、自然に空気が入り通気性も高く長時間座っても蒸れにくいので、
特に夏場にはおすすめの素材と言えるでしょう。
ですがそのスポンジのような材質上、長い期間使用しているとへたってくるので、
他の材質と比べて早めに買い替えることになる点には注意が必要です。

レザー

レザーのメリットはやはり高級感があることでしょう。
見た目の良さは直接影響するものではありませんが、ゲームや作業のやる気が上がること間違いなしです。
その他にも水をはじきやすい材質なため、付着した汚れはすぐに拭き取ることで
跡が残ることがないので手入れが簡単なこともポイント。
ですが通気性の悪さや天然の革であれば値段の高さなどの気になる点もあります。
値段は高くなってもいいから高品質の物を長く使いたい人におすすめです。

メッシュ

メッシュは何といっても通気性の良さが一番のメリットと言えます。
ウレタンも高い通気性があるとは説明しましたが、やはりメッシュに軍配が上がります。
ですがメッシュはあまりメジャーな材質ではないので、そこまで多くのブランドが出しているわけではありません。
ですので吟味するのが難しいと考えられます。
また、他の材質と比べてやや割高になっているのも気になる点です。

3万円クラスに備わっている機能

ここでは2万円後半ー3万円前半を「3万円クラス」とし、このクラスでは何が備わっていて、何が備わっていないかということを解説します。

リクライニング

1万5000から2万5000円はちょうど中間の価格帯です。
ですのでゲーミングチェアの特徴となるような機能はほぼそろっています。
そしてリクライニングはこの価格帯になると180度倒せるようなモデルもあり、
イスの上で横になることも簡単にできます。

ロッキング

ロッキングとはリクライニングと機能が似ています。
ですが手動で角度を決めるリクライニングとは違い、ロッキングでは背もたれに寄りかかったときに
重さによって背もたれが後ろに倒れていきます。
本格的に横になるわけではないけど少し体をほぐしたいときやリラックスしたいときには
かなり役に立つ機能と言えるでしょう。

ランバーサポート

ランバーサポートとは姿勢を強制してくれる機能のことです。
ゲームは熱中してプレイしていると時間があっという間に過ぎてしまうもの。
そうなると正しい姿勢で座っていなければ体が痛くなったり、背骨が曲がったりしてしまいますよね。
ですがゲーミングチェアには正しい姿勢に勝手にしてくれるように背もたれがS字になっています。
この価格帯になると低価格帯よりもより高品質なランバーサポートが搭載されているので、
より疲れにくくなっていると考えられます。

ヘッドレストが可変

低価格帯でなければヘッドレストが付属しているモデルがほとんどですが、
この価格帯であればヘッドレストが自由に動かせるモデルが多くなります。
ヘッドレストが背もたれに固定されているモデルも少なくないですが、、
やはり人によってベストな位置は変わってきます。
ですので高さを変えることができないとかえって邪魔になるケースも。
そのため高さを自由に変えられるのは長時間座るときにありがたい機能です。
また、ヘッドレスト自体を取り外すこともできるので不要な方は取り外したり、
腰の部分にまで持ってきて、疑似的な腰当てとしても活用できます。

備わっていない機能や特徴

4万円クラスと比べて備わっていない機能の紹介と、4万円クラスになることでどんな特徴があるのかということなどを解説していきます。

ロッキング機能の強弱

3万円前後のゲーミングチェアには大抵の機能は備わっていますが、強いて言うとロッキング機能の強弱を
変えられるモデルが4万円前後のモデルと比べて少ないような印象を受けました。
ベストな強さは人それぞれなので、このゲーミングチェアはロッキングが硬くて女性では
あまり有効的に使えないなどのトラブルが発生してしまうかもしれません。

大手メーカーのハイエンドモデルが選択できる

この価格帯よりもさらに上のゲーミングチェアになると
有名メーカーの一番有名なモデルだったり、ハイエンドクラスのゲーミングチェアも購入することができます。
特にゲーミングチェア二大巨頭のDXRACERとAKRACINGのメジャーなモデルは4万円後半から5万円前半が多いです。
他のブランドでも一番グレードが高いモデルも同じような価格帯が多い印象です。

3万円前後のゲーミングチェアはどんな人向け?

大手メーカーが視野に入っている

2万円前後やそれよりも安い予算だとなかなか高品質のゲーミングチェアは買うことができません。
しかしこの3万円前後の価格帯まで予算に余裕があると、有名な配信者やプロゲーマーと同じモデル、
もしくはそれとそん色ない性能を持つモデルも十分にあります。
このような大手メーカーが展開しているモデルだとまず失敗しないので、初めてゲーミングチェアの
購入を検討している方にとっては心配事が減りますし、何か不明な点があれば公式サイトに相談することで
きちんと対応してくれことが多いです。
Youtubeなどで自分が購入を考えているモデルのレビューなどもアップロードされているので、
実際の使用感や見た目も把握できるのもありがたいですよね。

微調整ができる座り心地の良さを求める

低価格帯でも姿勢の維持をしてくれるランバーサポートやアームレストがあるモデルは存在します。
ですが金額が高くなる分、低価格帯のものよりも3万円前後の座り心地の差はかなりあります。
より人体工学に沿ったものや長時間座ってもへたれない耐久性、そしてアームレストの調整などの
こまごまとした機能はやはり低価格帯にはない魅力と言っても差し支えありません。
低価格帯では80点の快適度だったものが100点になるといった感じでしょう。

メンテナンス性(掃除のしやすさなど)も欲しい

この価格帯にまでなるとメンテナンスなどがしやすくなります。
ヘッドレストの取り外しが可能になったり、素材が汚れをはじくような加工がされていたりと
長く使えるような工夫がされています。
せっかく良いゲーミングチェアを購入したなら長く使っていきたいと思うので
うれしいポイントですよね。

ハズレを引く可能性がグッと低くなる

低価格帯では価格を少しでも抑えるために工夫が凝らされています。
ですがそれゆえに不良品に当たることも多くなることは否定できません。
特にゲーミングチェアはその構造上、購入して家に届くと自分で組み立てる必要があります。
そのとき低価格帯のゲーミングチェアだと組み立てる際にきれいにねじがはまらない、
完成してもどこかぐらつく箇所がある場合が非常に多いです。
座れないほどではないからと妥協して使ってみると意外と気になって快適に使えないなんてケースも
あるので注意が必要です。
ですが3万円前後だと大手メーカーが国内生産にこだわっていたりする場合もあるのでそういった
事態に陥ることはそうそうありません。
ですので初めてゲーミングチェアを購入する方こそ少しゆとりのある予算を確保することをおすすめします。

3万円前後のおすすめゲーミングチェア

E-WIN

E-WINは中国のゲーミングチェアブランドです。
ロッキング機能やヘッドレストなどの一通りの機能が備わっていますが、E-WINのゲーミングチェアの
一番のポイントは前傾チルト。
この前傾チルトとは通常のリクライニングとは逆に前に背もたれが倒れる機能です。
FPSをはじめとする対人ゲームやオンラインゲームではついつい熱中してしまって前のめりな姿勢になりがちですよね。
ですがこの前傾チルトの機能では前のめりな姿勢になりながらも背もたれに体を預けることができるので、
体への負担がぐっと減ります。
E-WINのすべてのモデルに搭載されているわけではありませんが、E-WINの最も人気のモデル「D9」シリーズは
この前傾チルトが搭載されており、値段も約3万4000円なので今回の予算内です。
前傾チルトはこれより上の価格帯でもなかなかない機能なので猫背が気になる方におすすめです。

Bauhutte

Bauhutteは大阪にあるチェアブランドです。
日本のブランドなので小柄な日本人に合った形状が特徴的です。
ゲーミングチェアは海外のブランドが多いので、日本人にとって少し大きく感じてしまうことがあります。
姿勢をがっちり支えることが大きなポイントであるゲーミングチェアにとってその大きさの差は
なかなかあなどれません。
特に女性は一番座面を低くしても足が完全に床につかない場合が多いのですが、
Bauhutteにはその心配は不要です。
また、Bauhutteには座椅子タイプもあるので、座椅子タイプが良いという方にもおすすめできます。

DXRACER

DXRACERはアメリカのゲーミングチェアブランドです。
DXRACERは現在AKRACINGと並んでゲーミングチェアの2大ブランドとしての地位を確立しています。
国内外の有名な配信者や世界大会でも使用されていることから確かな品質であることがうかがえます。
そんなDXRACERのゲーミングチェアはやはり価格も4万円を軽く超えるモデルがほとんどです。
ですがDXRACERのエントリーモデル・DXRは約3万円で大人気ブランドの使い心地をを味わうことができます。
アメリカのブランドですが推奨の身長が155㎝から175㎝と
日本人の体型でも快適に使用できるのも高評価です。

Dowinx

Dowinxは中国のゲーミングチェアブランドです。
Dowinxの大きな特徴はランバーサポートの部分にマッサージ機能が搭載されていることです。
他のブランドにはあまりない機能なので腰痛に悩んでいる方におすすめと言えます。
また、カラーも特徴的で、通常ゲーミングチェアといえばレーシングを想像させるような
カラーリングですが、Dowinxのゲーミングチェアはどこか中世のヨーロッパを想起させるようなカラーです。
その特徴的なカラーのおかげで部屋の他のインテリアとマッチしやすいのも評価が高いポイントとなっています。

サンワサプライ

日本の老舗ブランドです。
ゲーミングチェアだけでなく、PCの周辺機器を中心に展開しており、有名なメーカーなので性能は折り紙付きです。
そんなサンワサプライのゲーミングチェアの特徴はかゆいところに手が届く性能の細かさ。
マッサージ機能や前傾チルトといったユニークな性能はないですが、
体全体を包み込むようなバケットシート形状や太ももへの負担が減るフロントロッキング機能など、
1つ1つの性能の高さがうかがえます。

VERTAGEAR

VERTAGEARはゲーマーと家具デザイナーのタッグによって生まれたアメリカのブランドです。
バリエーション豊かなカラーリングが目を引くVERTAGEARのゲーミングチェアですが、
VERTAGEARは非常に組み立てが簡単なことが有名です。
スライドインシステムというシステムで力仕事に自信がない女性などにも安全に
組み立てることができます。
また、これまではE-WINにしかなかったチルト前傾もあるので前のめりな姿勢になることが多い
方にもおすすめです。

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