ゲーミングPCとLEDと言うのは実に密接な関係で、ゲーム部屋の画像なんかを見ているとどなたも大体LEDをどこかで使っている画像をUPしていますよね。
私は最近までLEDで光らせることに対しては否定的な立場を取っていたのですが、ふと「ゲーム部屋のブログをやってるくせにLED使わないとは…?」と思いまして、LEDを扱い始めました。
LED化をやってみるとこれが結構楽しく、もともとインテリアが好きなのでアップデートされる様を写真に残すのも捗ってしまいました。
LED化させるメリット
PCにLEDを付けても電気代がかかるだけじゃんなんて思う方、気持ちはとてもわかります。
私がPCにLEDを付けてみて感じたメリット・デメリットはありますが、デメリットはまさに電気代かかるじゃん…っていうのが頭に浮かんでしまうことなんです。
実際、メリットやデメリットをしっかり考慮しつつLED化を試す必要がありますね。
ちなみに電気代に関しては後ほど触れていこうと思います。まずはメリットを見ていきましょう。
まずは完全に自己満足
ゲームをやる時は大体部屋には一人なわけですから、LED化するのは実際自己満足です。
ただ、それが美しいと感じる感性を持っている人が何人もいるからツイッターのハッシュタグなんかでゲーム部屋を載せたツイートが盛り上がっていますよね。
需要があるからこそ、自分の部屋を公開するなんて普通はなかなかやらない行為ですが、「自己満足で作った作品ですが綺麗にできたので見てください!」という感じで見てもらいたくなるんですね。
人はピカピカと美しく光るもの、例えばイルミネーションなんかもわざわざ見に行きますよね。全然違うよ!と思われるかもしれませんが、ゲーム部屋を見る時の気持ちはイルミネーションを見る時の心情に近いのではないかなと思います。
自己満足と需要のレベルが釣り合っているからこそ盛り上がっている分野なんだと思います。
リラックス効果
LEDの光は物寂しくなりがちなゲーム部屋に色を取り入れることになり、効果的には間接照明と同様にそれがあるだけで心に落ち着きが生まれます。
私自身結構不安症で間接照明は心を落ち着かせてくれるので多用しているのですが、ゲーミングPCに使うLEDは電球色以外にも色々な色に変化させられるので間接照明と組み合わせて更なるリラックス効果を感じています。
バックLEDなし
バックLEDあり
どうでしょう、印象的にはLEDが点いていた方がリラックスを感じる印象が強いのではないでしょうか。
フィギュアを飾るケースにして映える
光るゲーミングPCの内部はフィギュアを飾るステージとして最適な場となっています。めっちゃ映えます。
実際、光るゲーミングPCの内部にフィギュアを飾るのは結構前から流行りとなっていて、やっている人が多いイメージです。
実際に私もやってみました。
CPUクーラーが液晶付きなので演出を加えてみたりなんてして(ケースインテリアはこういう遊び心が楽しかったり)
で、電気代は?
気になる電気代ですが、LED自体の電気代なんていうのはたかが知れていて私の環境ではPC待機電力と合計して7-8Wを推移します。
そこにUSB給電のLEDテープを一本追加すると2Wほど上昇します。
仮にLEDをピッカピカにしていたとしてもせいぜい15Wほどではないでしょうか。
PCを1日待機状態にしておく前提で、私の現環境の最大消費電力である10Wを24h放置したとすると1kWh単価27円ほどとすると6.48円ほどの計算です。
もちろん、それぞれの環境で異なる値が出ますので、消費電力をチェックできる機器は持っておいてチェックしながら環境を決めていくというのもアリでしょう。
光らせる時のワンポイント
LEDを光らせる際の”映え”のポイントは以下のようになります。
紹介するポイントは基本のキといったところですが、基本だけでも十分理想のゲーム部屋ができますし、工夫のし甲斐がありますよ。
LEDのバックは白い壁にすること
LEDのバックは白い壁にしておくことで、光が反射しますので光が綺麗に見えます。
大雑把に明るい色ほど反射率が高く、暗い色ほど反射率が低いと覚えておいてください。カーテンがバックになっている場合は工夫が必要ですね。
USB給電LEDテープの配置
まずはモニター裏です。これは最もポピュラーなライティングの配線だと思います。モニターは面積が広いのでLEDの光が部屋中にジワーと広がり落ち着く空間に早変わりします。
そしてPCケース側に配線するおすすめの配線方法はLEDテープを壁に面する辺につけることで、モニター裏にLEDテープを貼るのと同様に壁の反射を利用したライティングを楽しむことができます。
また、PCケース下へのLEDテープの貼り付けも机や床にLEDが反射して映えるのでおすすめです。
パーツのメーカーは揃えたほうが良い?
メーカーは揃えたほうが良いのか?という質問はよく受ける質問ですが、私は揃えなくても良いと考えています。
かならずこの手のハナシでは「メーカー揃えないの?笑」のように言う方がいますが、それはあなたの趣味でしょと返してあげて良いでしょう。
確かにメーカーを統一することで相性の問題だったり、統一感が増して良い面も多いですが、相性の問題は他社メーカー同士でも相性は取れますし、自分が「好き!」と思ったパーツを組み合わせることができるのもゲーミングPCの魅力の一つです。
ただ、PCケース内部のLEDテープに関しては光り方の色調や光度を統一するために同じメーカーにすることをおすすめします。
LED化するためのアイテム
基本的には「PCケース内LEDテープ」「PC外部LEDテープ」「CPUファン」ですが、中には「GPUサポートブラケット」などもLED化されているアイテムがあるので要チェックです。
PCケース内LEDテープ
PC外部LEDテープ
CPUファン
GPUサポートブラケット
ワンポイントアクセントはCPUクーラー
LEDテープやファンで光らせるだけではちょっと寂しくなってきたなと思ったらCPUクーラーを換装してみることをおすすめします。
最近では液晶のついた簡易水冷CPUクーラーも増えているのでワンポイントアクセントとなり得るCPUクーラーが多く存在します。
換装前
乾燥後
今回私のPCで使っていたアイテム
今回私のゲーミングPCで使っていたアイテムも紹介しておきます。
CPUクーラー
まずは先程紹介させていただいたCPUクーラーです。gifファイルフォーマットの画像を5つまで登録可能で、連続再生が可能です。
他にも画像とテキストを登録して液晶に反映させたり、CPU温度やグラボ温度などをモニターできる画面の表示などができ、とてもできる子です。
冷却効率も申し分なく、ハイエンドCPUもしっかり冷やしてくれます。
LEDテープ
PC内部のLEDはこちらがおすすめ、基本的にはARGB(アドレサブルRGB)からの給電になると思います。接続地点からLEDの光源までしっかりと長さがあるので、PC背面からARGBの電源供給をしてもお好みの位置まで伸ばしてくることができます。
発色も綺麗でマグネットでの貼り付けと両面テープでの貼り付けの2タイプで選べるので使い勝手が良いのも魅力です。
こちらはUSB給電のタイプです。
物理リモコンで色調を変えたり色の移り変わりの早さなどを設定可能です。
お手軽にインストールできるタイプでとりあえず光らせたい時におすすめ。