2万円前後のゲーミングチェアの選び方と機能を解説

ゲームをする上でかかせないデバイスがあることは皆さんご存じだと思います。
ゲームをプレイするハードやモニターなどはもちろん、イヤホンなども重要になってきます。

ゲーミングチェアにこだわる方も多いですが、どんなゲーミングチェアは他のチェアよりも機能的な面が多いので、何を基準に選べばよいかわからない方も多いと思います。

長時間同じ場所に座り続けるゲームだからこそ、チェアを軽視することはできません。

最近では長時間座っても疲れにくい構造をしているゲーミングチェアがいろんなブランドから発売されています。
ここでは前回紹介の1万円前後のゲーミングチェアよりも予算が高めの方向けにゲーミングチェアを紹介していきます。

2万円前後のゲーミングチェアの選び方

大体1万円後半から2万円前半を2万円前後のゲーミングチェアとし、選び方やおすすめのチェアを紹介していきます。

ここでは2万円前後のゲーミングチェアに付属している機能を解説します。

ゲーミングチェアの種類

チェアタイプ

チェアタイプは一番ベーシックな形のタイプです。
ゲーミングチェアと言えばこのタイプを想像するかと思います。
このチェアタイプは本格的にゲームを楽しみたい人やPCでゲームをプレイしたい方におすすめです。
チェアタイプを使う場合は同じ高さのデスクも必要になるのでがっつりゲームがしたい方にはぴったりと言えます。

座椅子タイプ

座椅子タイプは字の通り、座椅子のような形をしているタイプのモデルです。
デスクににモニターを置いてゲームをするのではなく、テレビでゲームをする方やテーブルでプレイする方にうってつけのタイプと言えます。
また、チェアタイプと違い座椅子タイプはよりリラックスした姿勢を取りやすいので、ゲーム以外でも使えるのがよい点でしょう。

素材

ウレタン

ウレタンはゲーミングチェアだけでなく、ソファやシートにも多く採用されている人気の材質です。
作るときに硬さも簡単に変えられるので、他の材質と比べて価格も抑えることができます。
また、スポンジのような材質のため、自然に空気が入り通気性も高く長時間座っても蒸れにくいので、
特に夏場にはおすすめの素材と言えるでしょう。
ですがそのスポンジのような材質上、長い期間使用しているとへたってくるので、
他の材質と比べて早めに買い替えることになる点には注意が必要です。

レザー

レザーのメリットはやはり高級感があることでしょう。
見た目の良さは直接影響するものではありませんが、ゲームや作業のやる気が上がること間違いなしです。
その他にも水をはじきやすい材質なため、付着した汚れはすぐに拭き取ることで
跡が残ることがないので手入れが簡単なこともポイント。
ですが通気性の悪さや天然の革であれば値段の高さなどの気になる点もあります。
値段は高くなってもいいから高品質の物を長く使いたい人におすすめです。

メッシュ

メッシュは何といっても通気性の良さが一番のメリットと言えます。
ウレタンも高い通気性があるとは説明しましたが、やはりメッシュに軍配が上がります。
ですがメッシュはあまりメジャーな材質ではないので、そこまで多くのブランドが出しているわけではありません。
ですので吟味するのが難しいと考えられます。
また、他の材質と比べてやや割高になっているのも気になる点です。

備わっている機能

2万円前後のゲーミングチェアに備わっている機能を解説します。

リクライニング

1万5000から2万5000円はちょうど中間の価格帯です。
ですのでゲーミングチェアの特徴となるような機能はほぼそろっています。
そしてリクライニングはこの価格帯になると180度倒せるようなモデルもあり、
イスの上で横になることも簡単にできます。

ロッキング

ロッキングとはリクライニングと機能が似ています。
ですが手動で角度を決めるリクライニングとは違い、ロッキングでは背もたれに寄りかかったときに
重さによって背もたれが後ろに倒れていきます。
本格的に横になるわけではないけど少し体をほぐしたいときやリラックスしたいときには
かなり役に立つ機能と言えるでしょう。

ランバーサポート

ランバーサポートとは姿勢を強制してくれる機能のことです。
ゲームは熱中してプレイしていると時間があっという間に過ぎてしまうもの。
そうなると正しい姿勢で座っていなければ体が痛くなったり、背骨が曲がったりしてしまいますよね。
ですがゲーミングチェアには正しい姿勢に勝手にしてくれるように背もたれがS字になっています。
この価格帯になると低価格帯よりもより高品質なランバーサポートが搭載されているので、
より疲れにくくなっていると考えられます。

フットレスト

フットレストも低価格帯ではなかなか付属しているモデルが少ないですが、
中価格帯であればついているものも少なくありません。
リクライニング機能は大抵のモデルに付属していますが、背もたれを倒して
リラックスするときは足も伸ばしたくなってきます。
その時にフットレストがあると快適度が全然違います。
フットレストは不要な人もいるので他の機能と比べるとないモデルが少なくないので
フットレストを使いたい方は注意してください。

備わっていない機能

2万円前後のゲーミングチェアには備わっていない機能を解説します。

アームレストの可変 

アームレストは背もたれにくっついているモデルと独立しているモデルがあります。
くっついているモデルはリクライニングすると連動してくれるので楽ですが、
高さや角度の調整が利きません。
独立したタイプは自分好みに調整できます。
ですが独立したタイプは高価格帯に多くあり、中価格帯ではあまり種類がないので気を付けましょう。

ロッキングの座面

この価格帯では大体の機能はありますがその機能の細かいところは高価格帯に劣ります。
ロッキングも低価格帯にはあまりありませんが、中価格帯であれば搭載されているモデルも十分あります。
ですが高価格帯のモデルはロッキングで背もたれを倒したときに連動して座面も倒れ、
よりリラックスすることが可能です。
中価格帯では背もたれが後ろに倒れるだけなので、細かな違いですが疲れの取れ方は全然違うでしょう。

2万円前後のゲーミングチェアはどんな人向け?

大手メーカーが絶対条件ではない

有名なゲーミングチェアメーカーは高品質ですが、もちろん値段も安くありません。
しかし大手メーカーとそん色ない機能と座り心地なのに値段がお手頃なモデルがこの価格帯にはあります。
その分安心さや保証は劣りますが、十分にメリットと考えられます。
もちろん安いモデルであれば大手メーカーのものもあるので、幅が広いのもうれしいポイントだと思います。

低価格帯にはないゲーミングチェアらしさが欲しい

低価格帯のゲーミングチェアにはオフィスチェアのような地味な見た目をしているモデルも
多いです。
ですがオシャレなゲーム部屋やスペースを作りたい方やゲーミングチェアの
スタイリッシュな見た目が好きな方にとっては2万円前後のモデルがおすすめです。

コスパも抑えつつ、快適な機能が欲しい

1万円前後のゲーミングチェアでは高価格帯のモデルに比べて備わっている機能に大きな差があります。
そもそもリクライニングなどの最低限の機能しか搭載されていないモデルも多いです。
ですが中価格帯であれば高価格帯と同じ機能が多く搭載されており、不便さを感じることがありません。
初めての方も手を出しやすい値段なので、不安な方やコスパを重視する方におすすめです。

2万円前後のおすすめゲーミングチェア

2万円前後でおすすめのチェアメーカーと商品を紹介していきます。

GTRACING

GTRACINGはお手頃なゲーミングチェアを展開するメーカーの中でも一番有名なメーカーです。
高品質なゲーミングチェアと展開する有名メーカーのAKRACINGやDXRACERと同じような
機能や見た目を持つモデルがそれよりも安く販売されています。
大手メーカーじゃないと不安な方やまずは王道なモデルを使いたい方におすすめです。

EXRACING

EXRACINGは日本のメーカーです。
展開しているモデルは3種類と少ないですが、種類が多くて迷う方にとってはむしろ選びやすいでしょう。
一番上のモデルでなければフットレストも付属しながら今回の2万5000円の予算内におさまっています。
また、色も5種類から選べますがどのカラーも主張が激しくなく、部屋に浮いてしまわないか心配な方にうってつけです。
特に黒色はスタイリッシュでありながらゲーミングチェアらしさが保たれているので特におすすめです。

SWOLOL

中国の大手家具メーカーが展開しているブランドです。
こちらも3種類のモデルがありますが、うち1つは座椅子タイプなので座椅子タイプを探している方は
候補に入れて入ると思います。
一通りの機能も備わっているので機能面も心配ありません。
値段も1万円中盤で安いのも魅力的です。

Dowinx

Dowinxは中国のメーカーです。
Dowinxは幅広い種類がポイントで、特にこの価格帯でメッシュタイプのゲーミングチェアがあることで
ひときわ目立っている印象です。
また、背もたれにマッサージ機能がついていたり、ユニークな機能があるモデルもあります。
カラーもどこかヨーロッパを思わせる落ち着いたものがあり、ユニークでかぶりたくない方におすすめです。

SKYE

SKYEも中国のブランドです。
低価格ながら高品質なフットレストがついていたりと機能面は申し分ありません。
カラーもレーシングタイプの物から部屋になじみやすいものまであり、
色で悩む心配はなさそうです。
ですが他の4つのメーカーと違ってメーカー自体の情報があまりないので心配な方は避けたほうが無難でしょう。
それでも気にしない方はコスパ抜群なので候補に入れてみてはいかがでしょうか。

3万円クラスとの大きな違いは?

中価格帯のモデルのものと3万円クラスモデルに備わっている機能に大きな差はありません。
ですがそれぞれの機能がより使いやすくなっていたりすることが多いです。

より人体工学に沿ったランバーサポートであったり、ロッキングしたときに
座面も連動して反ってくれたりとまさにかゆいところに手が届くと言えます。
また、この価格帯が一番モデルが多く、好きなモデルを選びやすいのが3万円クラスの良い点です。

プロや配信者が使っているモデルも少なくないので、推しと同じゲーミングチェアが
使いたい方は3万円クラスのモデルも視野に入れてみてください。

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