ゲーム部屋にこだわると何かと忘れがちなのが床の保護です。
従来のデスクの重さに加えて、デスクに重たいPCケースやモニターなどを載せているとデスクの脚に伝わる負荷はかなり大きなものになります。
気付いたときには時既に遅く、コーティングや床自体がボロボロになっているという悲惨な自体もあり得ます。
特に賃貸の場合は状況次第で退去時の費用が跳ね上がる可能性もあります。予防できるうちに予防策をとっておくことをおすすめします。
賃貸ではマストのチェアマット
賃貸の方は特に注意するべきがフローリングの床の傷ですが、これはゲーム部屋に限った話ではなく、賃貸部屋全体としての重要な話です。
壁の傷・着色・穴を空けてしまうなどの壁の破損よりもフローリングの傷の修繕の方が10万程度の高額になる場合があり、敷金を払っている場合でも不足する可能性が大きくなります。
特にキャスターの付いているチェアはフローリングとの相性が良くないため対策が必須となります。
退去時に高額な請求で後戻りができないような状況になってしまう前に数千円の対策グッズを活用して床を保護してあげましょう。
もちろん、床に関しても保証しなければならなくなる破損は傷だけでなく、着色・へこみ・色落ちなどがありますので気をつけておかなければなりません。
フロアマットの種類
ポリエステル
イメージとしては一般的に流通している絨毯です。
メリットとしては
- 製造コストが比較的低いため価格が安い
- 毛がゴミとして出にくい
- 吸着力が高い
デメリットとしては
- 毛髪や小さなゴミが入り込む
- 液体汚れが染みになる
カットできる商品や、タイルタイプ、一枚板などバリエーションも様々です。
確かにゴミは入り込みやすいですが、ゴミは掃除機で簡単に処理できるのは良いところでしょうか。
ポリ塩化ビニル
ポリ塩化ビニルはいわゆる塩ビというやつです。
メリットとしては
- 液体を弾く
- 毛がないので、毛髪や小さなゴミが入り込むことがない
- プリントができるため柄が多い
デメリットとしては
- ポリエステルほど床に密着しない(端のほうが丸まったりしてしまうことも)
こちらもお手入れがしやすく、拭き掃除できれいになるのが素晴らしい特徴です。
安物のチェアマットを買ってやらかしたパターン
大体2,3千円で売っているようなタイル型のチェアマットにはご注意を。
特に明るめのクッションフロアだと要注意です。
よかれと思い貼ったチェアマットですが、退去時にご覧の有様。
使用年数分差し引いてはくれましたが、2-3万円分敷金から引かれたかなと。
安物買いの銭失いとはまさにこれでしたね。
貼るタイプでもしっかり日本製品質が保証されているもの、貼り付けないタイプなどがおすすめです。
チェアマットを敷かなくても床をボロボロにしてしまうので、こちらも同様に数万円かかってくると思います。
チェアの使用頻度が高く、負荷がかかっていそうであれば徹底的に保護しておきましょう。
粘着タイプで他に注意しておくべき点も
粘着タイプの多くは何度でも貼り直し可能という商品がほとんどですが、長年貼っておくと剥がす際に床のコーティングを剥がしてしまうことがあります。
凹みやキズなどの直接的なキズを防ぐことができるだけまだ良いですが、大家さんによっては退去時に問題になるかもしれません。
安い商品は特に使うのが怖いな…という感じです。
チェアマットのおすすめを紹介
おすすめのチェアマットを紹介していきたいと思います。
キャスター付きのチェアの場合、チェアマットはマストです。接地面積も小さく移動するため、床にダメージが蓄積する前に予防しておきましょう。
とくに高いものを買う必要もないですが材質がフェルトのようなものだとゴミが絡みつくのでポリ塩化ビニルやポリエステルのものを選ぶと掃除のしやすさが違いますね。
白系統
白系のチェアマットは少ないのでできるだけ白系統のものを集めました。
カラー:クリーム
カラー:キャメルホワイト
フェルトパッド
椅子やデスク、またドアノブの当たる部分などにうってつけなのがこちら、少し大きめなのでカットして使うのが良いかと思います。
これだけでもあるとないでは全然違ってくるので最低限このフェルトパッドを導入しておきましょう。
キャスターストッパー
PCワゴンのような基本動かさないけれど、キャスターが付いているというような家具にはストッパーがおすすめ、圧がかかる面積を大きくしてくれるので床を保護するという効果があります。
4つ足用、モニターアームで有名なグリーンハウス製のキャスターストッパーがおすすめです。
40-50mm・55-65mmの径があるのでほとんどの家具類に適用可能です。
キャスター以外のデスクやソファなどの脚付き家具にも使用可能ですし、経年劣化がしにくい素材でできているのでベタベタになりにくく、色も主張が少ないので部屋に溶け込んでしっかりと床を保護してくれます。
4つ足、6つ足用で振動が無いほうがよければ溝になっている形を選ぶとよいでしょう。