モニターアーム紹介アイキャッチ

モニターアームのおすすめと選び方 机ギリギリにも対応のアームも

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 デスク次第でモニターのスタンドって邪魔になってしまうことがありますよね。このスタンドがなければもっと広くデスクを使うことができるのにな、ということもよくある話です。

 そこで今回はそんな悩みを解決してくれるモニターアームの購入を考えている方へ向けて、モニターアーム選びで考えるべきポイントとおすすめの商品を紹介していこうと思います。今回はクランプ式のモニターアームの紹介をしていこうと思います。

モニターアームとは

 モニターアームは、デスク周りをより機能的に使うことができるようにする空間整理の機能を持ちます。また、モニターの位置も上下左右に比較的自由に動かすことができるパソコン周辺機器です。

 好みのデスク周りレイアウトを作りやすく、デスク上のスペースを広々と使うことができます。モニターは一枚から複数枚のモニターを取り付けることができるモニターアームがあり、快適なPC環境を作り出す際には必須の商品となります。

VESA規格

VESA規格とは、パソコンなどのディスプレイやテレビなどを壁掛け・モニターアーム・モニタースタンドなどに取り付ける際に使うネジ穴の間隔を定めた国際標準規格のことを言います。

モニターアームを購入する際にとても大事になるのがこのVESA規格、ネジとネジ穴を想像していただければよいかと思います。
ネジとネジ穴は規格が一致しなければ取り付けることができません、モニターとモニターアームの間にもネジとネジ穴のような規格があるので必ず一致するものを購入しましょう。

とはいえパソコンモニターのサイズは22〜24インチあたりが主流なので、そこまでVESA規格を気にする必要はありません。12~24インチのディスプレイはVESA75VESA100の2つの規格が使用されています。主流サイズのモニター対応のモニターアームは基本的にこの2つの規格に対応しています。注意するべきなのは、24インチよりも大きいの画面を購入する際です。24インチよりも大きい画面を購入する場合はまた規格が変わってくるので規格を確認しておくようにしましょう。

モニターを購入する際に考えるべきこと

何枚のモニターを取り付けたいか

1つのアームで画面を1枚〜6枚ほど取り付けることができますが、机の耐荷重は常に忘れないようにしてください。アームを支えるクランプから机にかかる重量は分散されず一点に力が集中しますので、机が割れる危険があります。

一般的な木製のデスクですと、安全ラインは24インチのモニターが3,4枚くらいでしょうか、荷重を分散するマウンタなどを使う場合はさらに安全になります。

皆さんはモニターアームにはテレビも取り付けられるのをご存知でしょうか。
テレビもモニター同様に20型〜24インチほどの大きさならば、モニターと全く同様にモニターアームに取り付けが可能です

テレビの背面を確認してみてください、モニターアームを取り付けるためのねじ穴があると思います。作業部屋などではモニターとテレビのデュアルモニターで暇な時はテレビとして、作業を頑張りたいときには入力切替でモニターとして使うという方も多いのです。

クランプ部分のマウントとネジ

マウントはアーム部分の荷重を分散させる部分、ネジは机とモニターアームを挟む役割をしているものです。

まず、マウントは大きなものの方が机にかかる荷重の負担が少なく机が割れてしまうリスクを低減させます。お値段が高くなるほどマウント部分が大きな商品も選択することができ、安心度が上がるのもコストを優先するメリットです。

また、ネジに関しては1画面用のモニターアームならばネジは1つのものでも良いでしょう。しかし、2画面用以上のデュアルモニターとして使う場合はネジの2つ以上あるモニターアームをお勧めします。

ネジの数は多いほど挟み込む際の机へのダメージを減らすため、安いモニターアームを購入する際はマウントは小さくてもネジは2つあるものを選ぶとよいでしょう。画面が重い場合、ねじの数が少ないと机が割れたりえぐれたりします。

もし、良い机を使っている方ならば、マウント・ネジには拘らなければ数千円の商品に机を傷つけられてしまうのも腹立たしいことだと思いますので、絶対に傷つけたくない机は高めのモニターアームを使う・補強プレートを使うなどの対策をきちんととりましょう。

アームの要不要

これは1画面用のモニターアームに限った話になりますが、1画面用にはこのようにアームがほとんど無いタイプとある程度調節できる長いアームの2種類があります。

アームのあるものはモニターの位置を変えることができるので、チェアをリクライニングさせ、映画やYoutubeなどの動画をくつろいでみることができます。

長いアームの方がモニター位置の調節はしやすいですが、アームがない方が空間はすっきりしますね。

アームの形状と耐荷重

アームの形状にも様々なものがあります。最も異なるのは「軸の数」と「軸の可動方向」です。軸の数が多いとレイアウトを変更しやすく、軸が上下左右に動くタイプだと、より空間を利用できるようになります。

また、ケーブルをまとめる機能があるモニターアームも無ケーブル空間を作るユーザーにとても人気となっており、人気の機能となっています。

また、耐荷重は24-32インチくらいの標準サイズであればそこまで考えなくても良いのですが、上記で提案したように、テレビを取り付ける場合テレビがあまりにも重い場合はちゃんと耐荷重の欄を見てから購入するようにしてください。

取り付ける場所の奥行に余裕があるか

使い方によりますがモニターアームを曲げた時に壁にぶつかってしまわないか、ほかの家具家電に接触してしまわないかということです。「壁との接触でうまく空間を使うことができなかった」というのはモニターアーム購入者がたまに直面する問題です。部屋の模様替えでモニターアームのことを忘れていた場合にも起こりうることです。

モニターアームの可動領域は必ず商品ページで確認した後に購入画面へ進むと失敗を避けることができます。

おすすめのモニターアーム

初めてモニターアームを購入する方はグリーンハウスというメーカーのモニターアームが安価で様々な形状のアームを発売しているのでエントリーモデルとしておすすめです。

一方、少々言い過ぎ感はありますが、一生モノのモニターアームとして購入を考えている方は「エルゴトロン」のモニターアームをおすすめします。

グリーンハウスは安いモニターアームを多く出していますが、安定して使えるのは24インチまでの場合が多く、27インチ以上の重さになると画面が何もしていないのに傾くようになるという声が多く、実際に私も同様の症状を経験しています。

モニターアームを7本ほど使ってきた私の肌感では、安価で安価なりに良いものを買いたいなら「グリーンハウス」。グリーンハウス製よりももう少し高級感が欲しいという場合は「サンワ」高価でも良いから高機能でモニターの安定するものが欲しいという場合は「エルゴトロン」というように購入先を考えるとよいかと思います。

安いモニターアームのおすすめ(シングル・デュアル)

こちらではグリーンハウスを中心に紹介していきます。他社製品も少し混ざりますが、そちらもおすすめです。
安価でも商品の種類は多くありますので、選び甲斐がありますね。

グリーンハウスの良いところは以下のポイント

  • 安価だが作りはしっかりしている
  • 大きなモニターでなければしっかり安定する
  • 商品種類が豊富

デュアルモニター用

コスパの高いモニターアーム(シングル・デュアル)

コスパの高いモニターアームはやはりエルゴトロンです。エルゴトロンより少し安くモニターアームを買いたい場合はAmazonベーシックの商品を選択するのもおすすめできます。

エルゴトロンのモニターアームの良いところは以下のポイント

  • ケーブルを収納できるスペースがある
  • モニターがブレない
  • きちんと高さがでる商品が多く、使い方に困らない

デュアルモニター用

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