Quest2充電器

Quest2:充電器の必要ワット数と複数口の代替充電器の紹介

  • 5月 11, 2021
  • 5月 21, 2022
  • VR
Quest2充電器

 Oculus Quest2の充電器が壊れた、複数口のタイプに変えてスマホやノートパソコン用の充電器をまとめたい。色々な理由があり、充電器を買い替えたい人がいるでしょう。

 しかし必要ワットがわからない、自信が持てなくてなかなか踏み切ることができないなどの理由があると思います。もしかしたら良い記事が埋もれているかもしれませんが、この手の記事を検索してもあまりクリティカルな記事が見つからなかったため自分で作ることにしました。

そこで本記事ではQuest2での必要ワットから、おすすめの商品までを紹介していきたいと思います。

Quest2の純正充電器について

 Oculus Quest2の充電器は10WのUSB-TypeCのごくごく平凡な充電器を使用しています。特にPD規格であるという情報もないことを考えると定価¥3,900というのは少々割高かなと感じます。正直純正のプレミア料金ですかね。

Quest2の純正の充電器については以下のリンクからどうぞ。(公式ページ)

Meta Quest 2とMeta Quest Proのアクセサリーをご購入いただけます。Meta Quest専用に設計…

 ちなみに、純正が10W程度の出力なので、10W以上の消費電力に対応した充電器を使えばOculus Quest2の充電は可能ということになります。

代替となる充電器について

 代替となる充電器は純正のものでは無く、スマホやタブレット・ノートPCの充電にも使い回しができるタイプのものをおすすめしたいと思います。それだけではなく、純正の充電器よりも早い速度で充電を完了することのできるタイプのものにしてしまいましょう。

 値段自体は純正よりも安いものから、少々高くなりますが、使い勝手の良いタイプのものまで幅広く紹介していきたいと思います。

PD規格とは

 代替となる充電器についてはPD規格と言われる充電器を使いましょう。ここではPD規格について簡単に説明をしますが、PD規格とはUSB規格の標準化団体によって定められている国際標準化規格のことです。PD規格について精しく知りたい方は以前、別の記事により解説をしておりますのでそちらをご覧ください。

ポケットメディア

 MacBookやWindows製のノートパソコンの充電方式にUSB TYPE-Cが採用され始めてからしばらく経ちますが…

複数口を使用する際の注意点

 複数口を使用する時にも注意点があります。例えば最大60Wまでの消費電力に対応した充電器があったとします。一個口のみで使用する際は最大65Wの出力で電源を供給することが可能ですが、2個口で使用する際には片側が45Wでもう一方が18,9W程度の出力に落ちます。

 このとき、例えばOculus Quest2とMacBook Pro 13インチの2デバイスを充電したいと思っていた場合、Quest2は10Wあれば充電が可能なので、2個口を使用した充電でも充電が可能なのに対し、MacBook Proは充電に61W(実際は60Wで充電が可能)必要なので、最大が45Wに落ちてしまうと充電は不可能ということになってしまいます。

このように、1個口のみの使用と二個口を使用する際の最大供給電力が異なるので注意するようにしましょう。

おすすめの充電器について

それではおすすめの商品を紹介していきたいと思います。

Anker AK-A2029121 60W

 1ポート使用時では最大60Wの出力で、2ポート使用時は要求電力により最大60Wの間で電力を分配します。GaN素材を使用しているため熱効率が優れており、より高い効率で充電をすることができます。100〜240Vでの入力電圧に対応しているため、海外での使用も可能です。
色はブラック/ホワイト
ポート数は(USB-Cポート:2)

AUKEY Omnia 65W

 1ポート使用時には最大65Wの出力ですが、2ポート使用時には45Wと18Wの出力になります。GaN素材を使用しているため熱効率が優れており、より高い効率で充電をすることができます。100〜240Vでの入力電圧に対応しているため、海外での使用も可能です。
色はブラック/ホワイト
ポート数は(USB-Cポート:2)

RAVPOWER RP-PC105JP

 1ポート使用時では61Wでの出力が可能ですが、2ポート使用時ではTYPE-Cが45W、TYPE-Aが12Wの計57Wの出力になります。
100〜240Vでの入力電圧に対応しているため、海外での使用も可能です。
色はブラック/ホワイト
ポート数は(USB-Cポート:1、USB-Aポート:1)

 それぞれ、USBのタイプを確認して購入するようにしてください。とはいえ、スマホを充電する際はUSB Type-AよりもType-Cを使った方が充電効率は良くなりますので、この際充電ケーブルはUSB Type-Cのものに変更することも選択肢に入れても良いかと思います。

充電ドックもおすすめ

最近、新たに充電ドックというタイプの充電器も発売されています。

現在のところAnker製の充電ドックが最も性能がよく、ヘッドギアの充電だけでなく、付属の専用電池を使うことでコントローラーも充電ドックに置くだけで充電が可能です。

収納場所もすっきりし、充電までしてくれるんですから十分購入の視野に入れて良い商品だと思います。

次点で候補になりそうなのはこちら、コントローラーの充電まではできませんが、そもそも充電電池使ってるからべつに良いかな。という方はこちらでもよろしいでしょうね。

デスク上だけでなく、壁掛けにもできるので使い勝手はよいかもしれません。

いかがでしたでしょうか、充電器一つとっても様々な情報を頭に入れておかなければ大失敗に繋がりかねません。この記事が参考になっていれば幸いです。

それではまた。

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