運動不足を解消するに当たって、エアロバイクやルームランナーなども良いものですが、体の使う部分がいつも一緒であるというところがデメリットです。
Quest2のスポーツ系ゲームであれば、スポーツごとに使う部位は違いますし、想像以上にリアルのスポーツと同等の運動量を得ることが可能なんです。
VRのスポーツ系ゲームはどんな感じ?
VRのスポーツ系ゲームはeスポーツとは違い、ガチのスポーツだと思ってください。
デスクトップPCなどのゲーミングPCでやるeスポーツは画面越しにキャラを動かしますが、自分は動きませんよね。
ですが、VRはめっちゃくちゃ体を動かします。それはもう汗もびっしょりするくらいに体を動かします。後に紹介しますが、私はボクシングのVRで酸欠で意識が遠くなったことがあります…。それくらいガチのスポーツを体験することができちゃうんです。
実際屋内で運動ができると言っても知れてるでしょ?とお考えかもしれませんが、ほんの2畳ほどのスペースだけで人間ってこんなに疲れるのか…というくらい汗だくになります。
そしてなんと言ってもVRというのはまだまだゲーム好きの人間以外には浸透していません、その新規性を体験して欲しいのです。
こんな「世界があったのか…脳がバグる」という感覚を体験してください。
Quest2の価格とセールスポイント
Quest2はVRの革命児といえる機種として登場しました。
Quest2発売前はVR機器に10万超えは当たり前の世界で、一般庶民としては「欲しいけど〜…ちょっと高いなぁ…」というレベルでなかなか手が伸びないものでした。
その10万は当たり前の世界で、いきなり4万円台でVRが買えるようになってしまったのですからその異常な安さはわかると思います。
そしてAmazonが安いかと思われがちですが、案外ポイント込みで楽天の方が安くなる場合も多いので購入の際は比較してみてくださいね。
Quest2の128GBはゲーム目的だけならば十分な容量です。
というか価格据え置きで64GBから128GBになっているのでよほど動画を保存するような使い方でなければ余裕です。
ゲームもせいぜい500GB〜1GB程度なのでとても充足しています。
Quest2の256GBは動画をたくさん保存して視聴する方向けです。
えっちな動画を購入してたくさんみたい!という方におすすめ。いや実際本当にそういう動画をたくさん保存する人用なんですね、とはいえVRの需要はかなりエロに傾いている部分もあるので将来的にはそういう使い方もするかもという方はこちらがいいですね。
PCと連携して使う方法も可能ですが、PC連携の場合はVRのストレージは関係なく、PCストレージを使うため、VRChatやMODプレイなどを行う場合は128GBでも十分です。
おすすめのスポーツ系VR
スポーツ系のVRは”酔い”が少ないことで有名です。
歩行を伴うVRゲームは脳が「あれ…?歩いてるはずなのに体は動いていない…なんで?」というように視覚で錯覚を起こすため、酔う人はめちゃくちゃ酔ってしまうんですね。
私は結構酔うタイプの人間なのでスポーツ系VR以外にもやりたいゲームはたくさんありますが、少し絞られてしまいます。一方でスポーツ系のVRはそのような錯覚が起こらないのでクタクタになるまでVRを楽しむことができるというのもメリットです。
BeatSaber
剣でブロックを斬るという単純でも運動性の高いゲームが「Beat Saber」
ジャンルとしてはリズムゲームに属しますが十分すぎるほどスポーツです。
というかVRゲームトップクラスで汗をかきます。
ゲームとしては両手に持つ2本のセイバーで流れてくるブロックを矢印方向に切り続け、たまに流れてくるお邪魔ブロックや障害物ブロックを躱すという単純なルールです。
DLCとしてリンキン・パークやレディーガガなどの曲も提供されています。
イージー・ノーマル・ハード・エキスパート・エキスパート+の5つの難易度がありますので、運動が苦手という方も安心。
Youtubeにはおばあちゃんがプレイする動画もありますので低難易度は老若男女問わずプレイ可能です。
エキスパート+になるとクリアに年単位でかかる人もいますのでしっかり遊べるかと思います。
DLCも定期的に配信され、マンネリもしにくい良いゲームです。
専用のコントローラーもあるのでお試しあれ
Racket FuryもしくはEleven table tennis
こちらは卓球ゲームです。
卓球ゲームは2択で、お値段が1000円以下のRacket Fury、2000円ちょっとのEleven table tennisの2種類のゲームがあります。
どんな違いがあるのかは動画を視聴していただいた方が早いですが、お値段が安いRacket Furyでも十分遊べますし、しっかり運動もできます。
私個人的にはRacket Furyの方がお気に入りですね。
購入前、球を打つ感覚にはあまり期待しておらず、「どうせそれなりのもんでしょ…」と考えておりましたが、マジでリアルで卓球をやっているような感覚を覚えます。
正直バカにしていましたが、これ相当リアル志向で最高でした。
専用コントローラーもあるのでぜひお試しあれ
The Thrill of the Fight
こちらはボクシングのVRです。
普段それなりに運動をしていましたが、ゲーム性がガチすぎて酸欠で視界が白黒になりました。
昔空手を9年習っていたのでその感覚で意見を述べますが、殴られる痛みがないこと以外かなり実際のスパーリングと近い体験ができます。
3-4分のスパーリングが連続で4回なんて、とんでもないですよ。
自宅内で激しい運動を求める方にはかなりおすすめです。