ゲーミングマイクのおすすめ5選:配信やボイチャに最適なマイクはこれ!

近年、ゲーミングデバイス需要が右肩上がりになるにつれ、良いゲーミングデバイスが増えてきました。

ゲーミングマイクに関してもその恩恵を大きく受けています。
デザインもゲーミングライクにカスタマイズされ、ゲーム部屋に置くことで”魅せる”ことができるような商品が多くなっています。

今や機能だけでなく、見た目も重要な要素となっているゲーミングマイク。

その選び方と機能、おすすめ商品を紹介していきます。

︎ゲーミングマイクとは

ゲーミングマイクは、ゲームやその他のメディア関連の活動で使用されるマイクロホンです。

一般的には、コンピュータのモニターなどの出力デバイスや、同じビデオゲーム、ボイスチャットサービス、コンピュータ通信システム上の他のユーザーに送信される音をキャプチャするために使用されます。

オンラインでプレイヤー同士が会話できるようにするために使用されます。一部のゲーミングマイクは、ノイズキャンセリング技術を内蔵しており、ゲーマーはより少ない周囲のノイズで、より大きく、より鮮明に会話をすることができます。

ゲーミングマイクロホンは、ゲーマーがよりリアルにゲームを体験することができ、様々なソースからの周波数のフルレンジを拾うように設計されています。さらに、これらのデバイスは通常、3.5mmジャックなどのアナログ信号だけでなく、USB、Bluetooth接続など、さまざまなオーディオ入出力形式と互換性を持つように設計されています。

さらに、ゲーミングマイクは、ゲインコントロールや周波数特性の調整など、さまざまな機能を備えていることが多く、ゲーマーが望む、あるいは必要とするサウンドをダイヤルインすることが可能です。また、ゲーミングヘッドセットにマイクを搭載した製品もあり、ゲームとメディアの両方を楽しみたいゲーマーに最適です。

ゲーム実況を想定して販売されている、ゲーミングマイクは、その他のマイクより機能的であり、クールなデザインとなっていることが多いです。

ゲーミングマイクの種類

マイクは大きく2種類のマイクに分けられます。

ダイナミックマイク

ダイナミックマイクは、振動板(ダイアフラム)とコイルが搭載されたマイクで、ダイアフラムとコイルを利用して、音のエネルギーを電気エネルギーに変換することで動作します。

単体で電源が不要で、作りがシンプルなため耐久性に優れており、湿度や温度変化にも強い性質があります。

カラオケで使うマイクもダイナミックマイクで、日常で触れる機会が多いマイクですね。

ダイナミックマイクロホンの周波数応答範囲は70Hzから20kHzで、カーディオイド、スーパーカーディオイド、ハイパーカーディオイド、双指向性、無指向性など、さまざまなピックアップパターンを持ち、それぞれ異なる音響特性を持ちます。

コンデンサマイクに比べて感度は低いですが、価格がリーズナブルで管理しやすいところから、初めてのマイクで選ばれることが多いです。

コンデンサマイク

ゲーミングマイクとしてはコンデンサマイクの種類が非常に多くなってきており、人気機種もこのタイプであることが多くなりました。

コンデンサマイクは、2枚の鉄板とその間の空間を絶縁することによって、電気を蓄え、放出することによって音声を電気信号に変換しています。

一般的にはレコーディングスタジオで見られ、他のタイプのマイクロホンと比較して、より広い周波数帯域を捉えることができ、音に対する感度が高く、ダイナミックレンジが広いため大きな音量でも録音ができるなどいくつかの利点があります。

周波数帯域が広いということは、高い音から低い音、その間の音まで捉えることができることを意味するため、演奏の収録等に適しています。感度が高いため、録音時のノイズリダクションが少なく、高音質な録音が可能であることからも好まれます。

コンデンサーマイクは、その感度の高さをカバーするためにファンタム電源またはバッテリ駆動ユニットによって達成される最適に動作するようにマイクを作るために、外部電源が必要です。

そのため、オーディオインターフェースで使う場合は、ファンタム電源ボタンが付いているオーディオインターフェースを使うようにしましょう。

複雑で振動や衝撃、湿度や温度変化に弱く、管理が難しいマイクと聞いたことがある方もいるかもしれませんが、これは「ラージダイアフラム」タイプによる非常に効果な業務用のマイクに言えることなのでゲーミング用途としてはそこまで気にする必要はありません。

ゲーミングマイクとヘッドセットのマイクの違いは?

音質面では、ゲーミングマイクはヘッドセットマイクよりも高音質で、高周波や低周波に対する感度が高いのが一般的です。
そのため、ライブ配信・コンテンツ配信の収録などの音質が重要となる様々な用途に適しています。

一方、ゲーミングヘッドセットのマイクは、一般的に音質が制限され、感度も低くなっています。
そのため、ライブ配信・コンテンツ配信の収録などの用途には不向きですが、ゲーム内通話のように音質が多少悪くても十分な場合の用途に適しています。

ただ、ヘッドセットマイクはその設計から、マイクと外部の音源との間に隔たりがあるため、音は耳周りで遮音され、ノイズキャンセリング機能などがなくてもマイクに音声が乗りません。そのことから、ヘッドセットは外部スピーカーの音とマイクを物理レベルで分離することができないゲーミングマイクよりも、より没入感のある体験を得ることができます。

ゲーミングマイクとゲーミングヘッドセットマイクの用途・音質・ゲーム内での用途の違いは、結局のところ、それぞれの製品が持つ特徴や機能に起因しており、ユーザーに最も適した用途を選択する必要があるのです。

ゲーミングマイクに関する機能を解説

ゲーミングマイクで重要となる内部・外部的な機能についての解説をしていきます。
この項目がゲーミングマイク選びで最も見ておくべき事項となるかと思います。

ゲーミングマイクの指向性について

指向性を解説していきます。
指向性によって用途が変わってくるので、自分の環境に合った指向性を選択しましょう。

単一指向

単一指向は、ライブやカラオケなどボーカルが使用することが多いです。

周りの音を拾わないので、ノイズが乗りにくいというメリットがありますが、周りの環境音などもマイクに乗せたいという方には不向きのマイクです。

超単一指向

超単一指向は、単一指向の拾う音の範囲をもっと狭くした指向性です。単一指向が131°に対し、超単一指向は115°とより一層狭くなっています。

主にテレビ収録などのショットガンマイクなどが超単一指向であり、周りの音を拾わず、より正面の音を引き立てる効果があります。

全指向

全指向は、360°すべての音を拾う指向性です。

マイクの向きや角度によって音の変化がないため、設置場所に困ることはないですが、ノイズを拾いやすくハウリングという「キーン」という音を起こしやすい特徴があります。

主に会議の議事録やインタビュー現場で使用されています。

双指向

双指向はマイクからの前後(裏表)の音を拾う指向性です。

主にラジオの対談や、2人で向き合って歌唱する場合に使用されていますが、単一指向に比べ、雑音やノイズが拾いやすいです。

現在では、双指向性のマイクを使わず、単一性マイクを2本使って収録することが主流となっています。

ゲーミングマイクの感度について

音を電気信号に変換する時に、どの程度の大きさに変換するかの度合いのことを感度といいます。

感度の値は主にdb(デジベル)と表記され、マイナス数字から0に近いほど感度が高いです。

感度が高いと同じ音でも大きな音に変換できる特性があるので、細かな音や繊細な音もクリアに録音することが可能です。

しかし、感度が高ければ良いというわけではなく、感度が高いとノイズや雑音を拾いやすいというデメリットもあるので、使用する環境に応じて感度の値を決めることをおすすめします。

ゲーミングマイクの端子について

マイクを接続する先端のことを端子と呼びますが、使用するマイクによって端子の種類は様々です。

端子の種類①:USB

USB接続端子はゲーミングマイクの中では、ポピュラーな接続端子です。

パソコンに直接差し込むだけで、使用することができるため、オーディオインターフェースなどの周辺機器を用意することがないので、手軽にマイクを使用してのゲーム実況をすることができます。

端子の種類②:オーディオジャック

オーディオジャックは、PCにあるマイク端子のオーディオジャックに差し込むことで使用できます。

一般的にステレオミニと呼ばれる3.5mmジャックと呼ばれる形状のオーディオジャックが多く、近年のPCにはマイク端子とヘッドホン端子が統一されたヘッドセット端子があります。

ゲーミングマイクにポップガードは必要?

歌手のレコーディング現場で見かける、マイクの前に丸い網のようなものをポップガードと言います。

ポップガードを使用することで、マイクでの録音時に吐息などによるマイクへのノイズを軽減する効果があります。

ゲーム実況においては、息遣いなども一つの演出効果であるのでポップガードはあまり必要とされていません。

吐息の音が気になる方は検討してもいいかもしれません。

おすすめのゲーミングマイク

HyperX QuadCast

  • 指向性:単一指向・全指向・双指向・ステレオ
  • 感度 -36db
  • 接続方式 USB

機能特徴

HyperX QuadCastはゲーム実況に特化したコンデンサマイクです。

PC接続はもちろん、PS4・PS5にも接続可能で、マイク上部のタップミュート機能を使用することで、ワンタッチでミュートのオンオフができます。

また付属のスタンドには、ショックマウントが搭載しており、マイクにもポップフィルターが搭載されているので、HyperX QuadCastがあれば、他に付属品を買う必要もありません。

これからゲーム実況を始める方におすすめのゲーミングマイクです。

こちらは赤の単色発光、他の色には変えられません。

こちらは発光部分を好きな色にカスタマイズすることができます。赤色のものとの価格の違いはこの発光のカスタマイズ製にあります。

白色のタイプもあるので、白いゲーミングデバイスでゲーム部屋を作っている方にもおすすめ。

Logicool BM400

  • 指向性:単一指向・全指向・双指向・ステレオ
  • 感度:記載なし
  • 接続方式:USB

機能特徴

Logicool BM400BKは4種類の指向性を選ぶことで、様々な環境で活躍するゲーミングマイクです。

BM400BKのゼロレイテンシーヘッドホン出力端子にヘッドホンを繋ぐことで、自身の声を遅延なしでモニタリング可能となっています。

音質の評価も高く、プロゲーマーの愛用者も多いゲーミングマイクです。
こちらも白色のタイプもあるので、白いゲーミングデバイスでゲーム部屋を作っている方にもおすすめ。

RAIZER SEIRENX

  • 指向性:単一指向
  • 感度:17.8mV/Pa(-34db)
  • 接続方式:USB

機能特徴

RAIZER SEIRENXは単一指向のゲーム実況向けのゲーミングマイクです。

サイズもコンパクトで携帯性がよく、手軽に外出先に持っていくことができます。

またゲーム実況中にマイクに手が当たるなどのアクシデントに備え、耐衝撃性能のショックマウントも内蔵されています。

EPOS B20

  • 指向性:単一指向・全指向・双指向・ステレオ
  • 感度:-37db
  • 接続方式:USB

機能特徴

EPOS B20は、通常のゲーミングマイクと違い、48KHzのサンプルレート(1秒間に48000回のオーディオ信号測定)から24bit(1600万段階)の解像度を誇り、スタジオ放送品質のプロユースのゲーミングマイクとなっています。

また、専用のソフトウェア「EPOS Gaming Suite」を使用することで、マイクのエフェクトやノイズキャンセリングなど様々なカスタマイズが可能となっています。

AKG P120

  • 指向性:単一
  • 感度:-32.5db
  • 接続方式:XLR

機能特徴

AKG P120は、老舗マイクメーカーのAKGから生まれたエントリーモデルです。

リーズナブルな価格ですが、本格的なサウンドを受け継いでいるので、ゲーム実況はもちろんレコーディングにもその能力を最大限生かせることができるでしょう。

XLR 接続のコンデンサマイクのため、ファンタム電源が搭載されたオーディオインターフェースが必要ですが、ワンランク上げたゲーム実況を求めるユーザーにおすすめの1台です。

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