Quest2をエクササイズやスポーツ目的で使っている方にとって、汗問題とQuest2のレンズの曇り問題は深刻なものです。
フェイスクッションが新しいものになる以前はフェイスクッションに汗が汗が染みまくるのでかな〜り不潔でした。
もしかしたら未だに旧版のフェイスクッションを使用している方が多いかもしれませんね。
汗をことごとく吸い込む旧版フェイスクッション
運動をするユーザーにとって最大の敵の一つは仕様変更前のフェイスクッションでした。
このフェイスクッションが本当に最悪で、リコール対象になっただけでなく、汗の吸収率が非常に高く、運動をしていると汗が吸収されるので汗が垂れてくることはなかなかありませんでしたが、洗濯不可なので超不潔なものでした。
安価・高画質で操作性に優れたQuest2ですが、フェイスクッションとヘッドバンドだけは最低最悪を追求した商品でした。
Quest2が安価すぎるので仕方ないのかなと思わなくもないですが、カスタムする手間を公式オプションで賄って欲しかったなというのがユーザーの本音ですね。
フェイスクッションが肌荒れの元になる?
汗を吸い込んだフェイスクッションですが、非常に雑菌が繁殖しやすい環境になります。
「初期型のクッションのままでいいや」とお考えの方も、フェイスクッションのラインに沿って肌荒れやニキビができるという経験はないでしょうか?
これはフェイスクッションで繁殖した雑菌が肌荒れの原因となっている可能性が高く、VRの使用頻度が高い方ほどなりやすく、症状が収まりにくいです。
この症状はシリコンのフェイスクッションでも起こらないわけではありません。
拭いて取れるレベルでも、シリコンクッションに汗じみができている場合は要注意です。
基本的には毎回アルコールティッシュなどで拭き取り消毒をし、清潔に保つようにして、VR後は肌についている汗を拭いたり、洗顔をすることをおすすめします。
対策① 汗の染み込みをブロックする
そんな旧版フェイスクッションですが、シリコンのカバーを装着することで汗を弾くフェイスクッションになるのでスポーツをしても汗が一切染み込まず快適なVR体験が可能になります。
シリコンのフェイスクッションは洗濯可能だったり、ウェットティッシュなどで拭き取ることでクリーンに保てるというメリットも。
かぶせるだけなのでとっても使い勝手のよいフェイスクッションですが、お金を掛けない方法でこれを得る方法が一つあります。
リコール対象のフェイスクッションをご使用の場合は公式のシリコンカバーを取り寄せることができます。
ノーズ部分の遮光カバーやレンズ部分の遮光用保護カバーなどはありませんが、最低限のものをいただけます。
対策② 汗が肌につかないようにする
肌荒れの原因が汗なら、繁殖した雑菌や汗が肌に触れなければいいわけです。
そのためにはフェイスマスクの使用をおすすめします。
フェイスマスクはフェイスパッドのラインをしっかり覆ってくれるので、顔とVR機器の接点がなくなります。
もちろん、使い捨てタイプの使いまわしや洗濯リサイクル式のものの連続使用などをしてしまうと意味がなくなりますが、適正に使ってあげることで肌荒れの原因を断つことができます。
初期型のフェイスクッションのように、汗が染み込んでしまっている状態ですとフェイスマスクを使っても効果は薄れてしまいますから、必ずフェイスマスクとシリコンフェイスクッションを併用してください。
フェイスクッションのアタッチメントのおすすめ
従来品のフェイスパッドが染み込んだ汗が肌に長時間触れていると肌がふやけ、角質の剥がれなどにも繋がり肌には良くない状態となります。
そのため、従来のクッション性の高いフェイスクッションのままの方は必ず交換することをおすすめします。というかリコール品ですしね。
まずおすすめするのはこちら、ノーズカバーもついており、光漏れをへらすことができますし。レンズカバーもついているので、陽の当たる場所に置いてもレンズが傷みません。
公式が代替となるフェイスカバーを出してからというものの、サードパーティ製のフェイスクッションカバーに+αでアクセサリがセットになった商品が増えました。
豪華な「VR Lens Cover」「PU Leather Form」「Side Wedges Leather Foam」「Facial Interface Bracket」「Anti-Leakage Nose Pad」のセットです。
ちょっとお高い分、顔からレンズまでの間の空間の通気性が良く、レンズが曇りにくくなったり、ノーズカバーがしっかりしていたり、レンズカバーがついていたり、クッション性のよいアタッチメントがついていたりと快適度は爆上がりです。